2008年東京オーケストラ界
東響。2008年はシューベルトの年という方針のようで、定期はやや地味めか。
芸術劇場シリーズがいっぷう変わっていて面白そう。最大8人のサクソフォン奏者が登場する筈の11月8日とか。
おおっ、「教会のステンドグラス」(レスピーギ)やるのか。しかも秋山さんだ(10/11、オペラシティ)。
シティフィル。4月24日はまず決定。
パスカル・ヴェロというフランス人はとてもよい指揮者で、この人が首席指揮者をしていた頃の新星日響はよく聴いたものだけれど、合併後の東フィルではなぜか冷遇されているので、他のオケで思いきり暴れて欲しいところ。ルーセルの「3番」は、あんまり知られてないけど傑作中の傑作。
矢崎さんの12月8日にも惹かれる。今年の矢崎さんにはオネゲルの交響曲にプーランクの「グローリア」という、「暗闇から明るみへ」みたいなコンセプトのプログラムがあったけれど、オネゲルの「クリスマス・カンタータ」はそれを1曲でやってしまったような感動的な名作なのだ。(もしかしたら実演を聴くのは初めてかも。)
都響。定期会員継続は決定なので、ほとんど聴くことにはなると思うけれど、新シェフのインバルの出番が少ないのはちょっと残念。それでも「ダフニスとクロエ」全曲は楽しみだ。インバルが日本で近代フランス物を披露するのは初めてではないか?(DENON原盤、Brilliantから出ているインバル=フランス国立管のラヴェル管弦楽曲全集のCDは、瞠目すべき演奏である)
大野さんのR.シュトラウスも楽しみだけど、よりによって1年で一番忙しい時期だなあ…
今年の都響には、名のみ伝わってくるようなヨーロッパの新鋭指揮者たちが立て続けにやってくるので、是非それらの中から、新日本フィルにおけるアルミンクのような、明日の都響を任せるに足る若き才能を発見したいと願う。
東京フィル。サントリーホールのシリーズに心惹かれる。
なんといっても9月5日でしょう。若杉さん久々のフランス物。ワタシの愛してやまないダンディの「フランスの山人の歌による交響曲」、17年ぶりに聴く実演。そして、「蜘蛛の饗宴」!(「くもの宴会」より、絶対コッチの表記が良いと、改めて思う。)そして、フランクの交響曲。フランクは6月にもコバケン=日フィルがやるようだ。再発見の機運か。
ポール・メイエが指揮台に上るのも興味深いし、レナルトが久々に定期に登場して(レナルトもやはり旧・新星系の人材なので、今の東フィルでは冷遇されているのだ)マーラーの巨人を振るのも楽しみ。レナルトのマーラーは素晴らしいです。
チョン・ミョンフンのピアノと指揮で、ブラームスのピアノ四重奏曲の原曲とシェーンベルク編曲オケ版との聴き比べというのも、贅沢(再来年の2月)。
10月16日のオペラシティは、須川さんのグラズノフ。これはワタシとしては聴かない訳にはいかないし。
読響。野原みどりさんの「ペトルーシュカ」、聴きたい!(5/12、13)
井上ミッキーのラプソディ尽くしも、楽しそう(8/26)。
ブラームス=シェーンベルクのピアノ四重奏曲、読響でもやりますね(12/15)。こちらは広上さんだ。
ワタシ的には、全体にこれ、という決定打には欠けるところがある感じだけれど、スクロヴァチェフスキと下野さんのファンの方にとっては、これは楽しくてしょうがないだろうなあ、と思う。
役付きの指揮者だったら、やはりこのぐらいは登場してほしいところだ。
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コメント
>蜘蛛の饗宴
ナンだが、芥川 龍之介的ひびきですね。(^^;
私も、来年は大阪・京都オケ方面を考えたいところです。
投稿 京青 | 2007.12.12 22:54