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2007.09.23

貝沼拓実1stリサイタル

世間では三連休が進行中。
3日も会社に行かなくていい、とはいえ、ワタシの立場としてはこの時期家でゆっくり休んでいるという訳にはいかず、怒濤のようにスケジュールが進行しております。
ぼちぼち書いていきましょう。

Takumi Kainuma, 070921貝沼拓実(Saxophone)1stリサイタル(21日、浜離宮朝日ホール)

棚田文紀/ミステリアス・モーニングIII
ドビュッシー(貝沼拓実編)/牧神の午後への前奏曲
野平一郎/アラベスク第3番
P.サンカン/ラメントとロンド
C.パスカル/ソナチネ
C.ドビュッシー/ラプソディ
E.デニゾフ/ソナタ
 Pf:羽石道代

職場を出遅れて、野平をほぼ全曲ロビーで聴く(爆)。
浜離宮朝日は職場から歩いて行けるホールのひとつなんだけれど、自転車でも飛ばせば「牧神」から聴けたかもしれない。

という訳で、映画の正編を見ずに続編だけ見たような状況で、しかも1週間の仕事疲れがたまってあまり集中して聴けなかったので、詳しい感想は残念ながら書けないけれど(と言いつつ書いてしまうけれど)、思ったのは「新しい世代の演奏家だなあ、」ということ。
音楽の表面的なスタイルや時代性を超えた、かのブーレーズが言った「音楽の絶対零度」という位置から音楽を捉える感性というのは、私たちの世代の演奏家にはないものだ(何人かの限られた「天才」と呼べる方々はそういうものを持っているが)。
デニゾフのソナタなんていう曲は、容易に手の出せない超現代曲だと思っていたのは、私にしてみればそんなに遠い昔の話ではないのだけれど、今日聴いた演奏は、第1楽章で冒頭の主題が戻ってくるところなんか、まるでブラームスのシンフォニーのソナタ形式の楽章を聴くように違和感がなかった。
最初の3曲をちゃんと聴くことができなかったことがかえすがえすも惜しまれる。

あと20年もしたら、普通の大学生やハイアマチュアの方々が、普通にデニゾフを吹いてしまう時代というのが来るかもしれない。
根拠のない話ではない。今から20年前だったら、アマチュアのプレイヤーが例えばプロヴァンスの風景やクレストンのソナタを吹くなんて事態は絶対考えられなかったけれど、今はそれこそ高校生だって気のきいたやつは吹いちゃう訳でしょ。

アンコールに「タイスの瞑想曲」。

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コンサート(2007年)」カテゴリの記事

コメント

私は、専門的なことはさっぱり分からないんですが、1stリサイタルということもあり、かなり、気合いが入った演奏でしたね♪(^o^)/。

終演後、ロビー付近はごった返してましたね!!
遠目で、Thunderさんをお見掛けしましたが、ご挨拶もせず、失礼致しましたm(_ _)m。

あっ、いらしてたんですね(^^)
確かに、尋常じゃない気合いの入り方でしたね。
20代の若いサクソフォン奏者が、浜離宮のような大きな会場でデビューリサイタルをするというのも久々のことで、大きな期待を集めていたように思いました。

専門的なことは私もよく判りません(笑)
多少は場数を踏んでいるので、経験と比較に基づいてこの程度のことは書けますけれど、果たして読む方がそういうものを望んでいるのかどうかは、これまた判りません。
とりあえず、聴かれた方々がそれぞれの感性と見識に基づいていろいろな感想や意見を発表するというのは、それなりに面白いことなのではないかと思います。

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