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2007.07.07

デファイエ関連サイト

本家掲示板のほうに、ダニエル・デファイエ氏の録音について扱ったウェブサイトを開設されたという方から投稿をいただきました。
最近は掲示板のアクセスが(私自身も含め(^^;)激減しているので、当ブログ上でも紹介させていただく次第。→こちら

新しい発見がたくさんありました。
デファイエのレコードについてのコメントは、たいへん共感できるものばかり。
ジョリヴェの「火の玉LP」(自作自演の「赤道コンチェルト」他)やマルケヴィチの「アルルの女」のように、持ってはいたけれどデファイエとは気がつかなかった録音もあるし、イトゥラルデと共演した晩年の録音に至っては存在すら知らなかった。

私自身、ああいうウェブサイトを運営していて、こんな特殊でマニアックなサイトを見てくれている人なんかいるんだろうか、という虚しい気分に時々落ち込むことがあるのだけれど、同志というものは居る所にはいらっしゃるものですね。
勇気づけられます。


デファイエはフラジオが苦手だったのか?…という話については、そんなことはなかったんじゃないかな、という気はしている。
80年代になってからパリに留学された方から聞いた話では、生徒にもフラジオの課題を与えていたそうだし、実際、L.ロベール「カダンス」のような、フラジオ無しでは演奏できない曲も晩年まで好んで演奏されていた訳だし。
あとは、フラジオとはどういう場面で使われるべきものであるか、という、ご本人の美意識の問題なのではあるまいかと。

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サクソフォン」カテゴリの記事

コメント

ドゥファイエのフラジオについては、本人から伺った話があります。「サクソフォニスト」にも掲載されたのかな?
当初ドゥファイエ氏はミュール師匠の美感覚のまま、フラジオをほとんど使わなかったそうなんです。が、ある時生徒が大変見事に演奏しているのを聴いて、コレは使える!という事で必死に練習してものにしたそうです。多分80年代の話なので年齢も年齢、偉いなーと頭が下がる思いです。

1980頃だったと思いますが、F,マルタンのバラードをパリのサル・コルトーでルーアン室内管弦楽団との演奏を聴きました。フラジオ?高い音の事ですよね。何の抵抗もなく美しく説得力ある音で、素晴らしい演奏でしたよ。オーケストラと指揮者がまずかったけど。隠し撮りの録音ありますよ。先生は楽譜を持っていなくて手書きしかなく、本番は私の楽譜を使用なさいました。
デファイエ先生は若い頃から高い音には、かなり積極的にチャレンジ?と言っては失礼かな?取り組んでいらっしゃいました。重音、フラッターには嫌悪感があったようです。

ドル○ェで聴いたロベールの録音は、確かに素晴らしかったです(^^;

「ジュネーヴ国際コンクール課題曲のレッスンに際して、教える側としてフラジオを克服した」というのが、ご本人の言葉のひとつとして、手元の資料(2003年サックスフェスのパンフレット)に掲載されています。

フラジオを含む曲に限った話ではないのですが、80年代以降はきちんとした録音が残っていないのが、大変悔やまれるところです。

こんばんは、Donaxです。(Thunderさん、当ページご紹介誠にありがとうございました。)

パイパーズのPierre=Stephane Meuget氏のインタビューで“マルタンのラを吹いていたらデファイエ氏がすっとんできた”というくだりがあったように記憶しています。見事に演奏していた生徒とはひょっとするとMeuget氏でしょうか?

Mugetの音自体は凄く軽いリードを使っていてフリージャズの大家Evan Parker(英)の音に良く似ていますね。

昔の話になると出て来て恐縮ですが、80年代M藤氏がパリ留学より帰国した際に「Ferlingの48のエチュードのゆっくりしたほうは、オクターブあげて演奏することがレッスンの課題だった」とBJのインタビュー記事で述べられていたと記憶しています。生徒にさせるくらいだからご自分もある程度使えたのではないかと思っていました。”おとう”さん、その辺の情報はお持ちではないですか?

私が入学する前もたまに聴講していましたが、オクターブ上げて練習する話は出ていましたが、実際にオクターブ上げてレッスンを受けている学生は聞いた事はありません。実際問題レッスンで音階、フェルリング、エチュード、クラシックのアレンジ、楽曲、を1週間に1回のレッスンで聴いてもらうだけでも至難の業。私は帰国して時間があるとき半音ずつ下げたり、上げていったりしています。長くレッスンしている生徒には課題としていますが、目標は高い音を出すために行うのではもちろんありません。

…デファイエのマルタンのバラードというのは凄そうですねえ。
また、1982年の来日時には、ヒンデミットのコンツェルトシュトゥックを冨岡氏と演奏されていたのを覚えています。まったく通常音域の曲にしか聞こえませんでした(ずっと後になって初めて楽譜を見て仰天した)。

M藤氏の言っていた内容は私も聞いた記憶がありますが、当時の生徒の皆が皆やらされていたわけでもないようですね。
易しいエチュードをその場で移調して吹く、というのは、私も(フラジオ云々とは関係なく)フランス帰りの先生に習っていた頃によくやらされました。

それにしてもこうやって、読者の皆さん同士で勝手に盛り上がっていただくというのは、開設者冥利に尽きるというものです(笑)

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