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2007.07.27

夏の「惑星」

TokyoCityPhil_070726東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第210回定期演奏会(東京オペラシティコンサートホール)

R.シュトラウス/オーボエ協奏曲(Ob:広田智之)
ホルスト/組曲『惑星』~「冥王星」(コリン・マシューズ作曲)付き
 指揮:飯守泰次郎

今日も前半は間に合わず。大好きな曲だったのに。
最初から聴いていた連れは、「宮本さんのシュトラウスはピンク色だけど、広田さんはいぶし銀だ」などと、どっかで聞いたようなフレーズで感想を言っておりましたが。

後半は「惑星」。
ワタシ的に、なんとなくこの真夏の始まりの季節にふさわしい曲のような気がするのは、かつて高校生の時の部活で、ひと夏を費やして「木星」を練習した記憶があるから、かもしれない…

全く興味がなかったので聴いたことのなかった「冥王星」とやらを、初めて聴いたのだが…うむむむ、「蛇足」という言葉の生きた用例を見た気がしました(^^;
このコリン・マシューズという人がやはり編曲(オーケストレーション)した、ドビュッシーの前奏曲集のCDというのを聴いたことがあるのだが、なるほど共通性のある響きが聞こえていた。少なくともご自身の個性というか音色はお持ちの作曲家ではあるようだが。
そもそも私はこういう、有名で知名度のある曲の尻馬に乗って出てくるコバンザメのごとき音楽は、あまり好きではない。
この「冥王星」でとくに許せないのは、「海王星」(前の曲)から繋げるために、「海王星」の末尾に手を加えてしまっていることだ(女声コーラスだけのはずの終結部に、ブリッジ用の弦のトレモロが入っている)。どさくさにまぎれてテメエの曲を聞かせてしまうだけじゃ物足りないというのか。

「冥王星」はともかく、他の演奏はなかなかよございました。
久々に聴いた飯守=シティフィルだったが、やはりこの組み合わせはただごとではない。近代物を振るときの飯守さんには、丁寧でリリカルな格の正しい音というものがあって、この手の編成が大きくて色彩的な曲にはそれがとてもふさわしい。そういえば以前、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」にとても感心したこともあったな。
ベートーヴェンやブルックナーばかりではなく、飯守さんのこういうレパートリーももっと聴いてみたいものだ。

しかし、チラシの惹句の「大管弦楽による星占い」、ってのは、なんだ。

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