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2007.07.19

オーティス・マーフィー コンチェルト

saxophone and strings, 070717Saxophone & Strings(王子ホール

チャイコフスキー(R.ライカー編)/四季
グラズノフ/サクソフォン協奏曲*
ドビュッシー(R.ライカー編)/牧神の午後への前奏曲
イベール(R.ライカー編)/サクソフォン小協奏曲*
 オーティス・マーフィー(*Sax)
 ロバート・ライカー指揮 東京シンフォニア

オーティス・マーフィー。かのユージン・ルソー氏の後任として、若くして(1972年生まれ)米国の名門インディアナ大学のサクソフォン教授を務める名手である。
浜松国際管楽器アカデミーの講師のひとりとして、ここ最近毎年この時期に日本に来ているけれど、今回は見てのとおり、なんとグラズノフにイベールという私たちクラシックのサックス吹きにとっての二大レパートリーを一挙に演奏とのことで、楽しみにしていた。

楽しみにはしてたんだが、こういう日に限って仕事がトラブるもので、会場に着いたのは8時過ぎ。前半はまるまる聴けなかった(>_<)
それでも、後半だけでも聴けたのだから、良しとしよう。ちょっとほかでは聴けないようなイベールだった。高音から低音まで統一感にみちた、メロウな響き。人の「声」とか、「呼吸」とか、「人間性」とか、「思念」とか、そういうものを全て併せ呑んだ上に引き出されるような、大地にしっかりと根ざしたがごとき深い音色。
この人もまた、私の中での「アメリカの音楽家」というイメージの、最良の姿を具現しているように思える。
グラズノフ聴きたかったなあ。このぶんだとイベールよりもっと良さそうだ。
…それにしても、サックスを吹きまくる長身の黒人さんというのは、ビジュアル的にも実に絶妙に似合うことで。

バックは19人の弦楽オーケストラ(編成は5-5-4-3-2)。グラズノフ以外は全て、アルフレッド・リード作品のオーケストラ編曲でも知られる東京在住の指揮者、ロバート・ライカー氏自らの編曲による。
たいへん興味深い試みではあったが、やっぱりイベールのエネルギーに満ちた推進力とか、炸裂するような色彩感は、管楽器あってのものだと思ってしまうのは、自分が管楽器吹きだからかな。
「牧神」の弦楽アレンジは、これはなかなか似合っていたが、原曲のハープの真似をする部分で不自然さが露呈する。もしこの編成にハープ1台を加えるならば、オリジナルに遜色ない響きが作れるだろうに、と思った。
チャイコフスキーの「四季」(原曲はピアノ曲)にも、興味はあったのだが。…実はワタシ、この曲、サックスアンサンブルで演奏できないかと以前からひそかに考えていて、何かの参考になるかと思っていたんだけど、聴けず残念。

外は冷たい梅雨空。
王子ホールでのコンサート後の定番、ホール目の前の「影丸」でラーメンを食べて、帰宅。

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コメント

ワタクシは土曜日のドルチェ楽器での公開マスタークラス&ミニコンサートの方に行きます。
前回いけなかったので楽しみです。

私も行きますよー
>21日のドルチェ

どんなレッスンをする人なんだろうか。ホントに楽しみ。

王子ホールでのコンサート、途中からしか聴けなくて残念でしたね(>_<)。
私も、21日の公開レッスン&ミニコンサートをサークルの友人と聴きに行きますよ(^O^)。
楽しみですね(*^_^*)♪。

名古屋公演、行ってきました!
グラズノフ・イベール共、うーん他ではあのような演奏聴けないですね!きっと。

マスタークラス、来週末なら行けたのに。(泣)
去年行きましたが、わかりやすく丁寧に曲のイメージを与えてくださいますよ。

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