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2007.04.19

ダンディのピアノ曲

「新着音盤」カテゴリでは、久々のエントリ。
入荷を楽しみに待っていたCDが、やっと届いた。

Cd139ダンディ/ピアノ作品集第1集(GENUIN)
山の詩op.15、旅の画集op.33、変奏曲、フーガと歌op.85
 ミヒャエル・シェーファー(Pf)

ヴァンサン・ダンディ(Vincent d'Indy, 1851-1931)は、私の大好きなフランスの作曲家である。
サン=サーンス(1835-1921)やフォーレ(1845-1924)の少し後、ドビュッシー(1862-1918)以下の近代フランスを彩る大家たちには先んじて活躍し、現在ではその双方の狭間に埋もれて忘れられているところはあるが、生前には偉大な名声を誇った作曲家だった。
その作風は厳しいまでに高潔で格調高く、特にフランスの自然の風景からインスピレーションを得た一連の作品の気品の高さは、他には求め得ないものがあると思う。
当ブログでも以前に、最も知られた作品である「フランスの山人の歌による交響曲」op.25についてのエントリ(こちら)や、最晩年の傑作である「海辺の詩」op.77他の新譜について書いたことがある(こちら)。

今般、ダンディのピアノ曲集、という形でまとまったアルバムが出たというのは、(LPは知らないが)CDの時代になって初めてなのではないだろうか。
なんといっても、私の特に好きな作品である「山の詩」の、ジャン・ドワイアンの録音(Erato)に次ぐ演奏がやっと聴けるのが嬉しい。「旅の画集」は、5曲からなるオーケストラ版のCDというのは出ているが、これは全13曲のオリジナル。中部ヨーロッパの深く暗い森や田園の風景を(見たことはないけど;)ストレートにイメージさせてくれる曲だ。
演奏者はミュンヘン音大の教授だそうで、シリル・スコットのピアノ曲集やレスピーギのヴァイオリンとピアノのための作品全集など、知られざる佳作の録音と紹介に情熱を傾けておられる由。
ダンディの第2集もこの秋にリリース予定とのこと。楽しみだ。

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