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2007.04.10

東京の夏、日本の夏

春来たりなば、夏遠からじ。
毎年恒例、東京の夏音楽祭の詳細が発表になったのだが、実は7月20日という日がなかなか困ったことになっている。

クァルテット・スピリタス ~サクソフォン四重奏の新世紀~

ヌオヴォ・ヴィルトゥオーゾ vol.3 声とサクソフォーン、ピアノ 「息の横断」(Sax:ジェローム・ララン

スピリタスといえば今更言うまでもない、近年続々とデビューしつつある新進サクソフォンカルテットの中でも名実ともに最大級の存在だし、「デビュー」にふさわしい、原点と未来とを共々に見据えたプログラミングも実に素晴らしい。
一方、ヌオヴォ・ヴィルトゥオーゾの第1回は私も聴いたけれど、これの面白かったことと言ったら。こういう、笑っちゃうほどの面白さを備えた現代音楽というのも、また。
これはジェローム君のキャラクターあってこそ、でしょうね。今回は野平一郎作品の日本初演!ですか。わお。

全く、なにもよりによってこの2公演を同日同時刻に開催しなくてもいいじゃないか、と言いたくなるのだが。

という話を、先日とある方としていたら、「いいじゃないですかThunderさんだったら、両方に一体ずつ派遣すれば」と、あっさりとフツーに言われてしまったのだった。
ワタシがこれまであまりにもいろいろなコンサートや催しに顔を出してきたせいか、どうやらこの世界には「Thunder複数体生存活動説」とでもいうべき一種の都市伝説が存在しているらしい(^^;
言うまでもなくそれは伝説に過ぎないのだが、思い当たる節としては、ずいぶん前のことだが同じ日に浜離宮朝日ホールで2時開演と東京文化会館小ホールで3時開演という2つのコンサートがあって、どうしても両方聴きたくて前半と後半を電車でハシゴしたことがあった。ちょうど休憩時間をはさんで前半と後半がまるまる聴けたんだけど。
で、両方の会場の休憩時間にお会いして喋った方々同士がたまたま知り合いで、後日、それぞれの会場でワタシに会ったという話でやたらと盛り上がったらしい(どちらかは幽体だったに違いない、とか;)、という話をずっと後になって聞いた。
どうもそのへんがこの都市伝説の起源ではないかと思われる。

完全に同日同時刻でも、例えば東京文化会館の大ホールと小ホールのハシゴだったら何度かしたことがある。
小ホールでサクソフォンのリサイタルをやっている時って、不思議と大ホールでも面白そうなオーケストラのコンサートがあることが多いのですよ。

話は戻って、今回ばかりはハシゴは絶対無理。ジェローム君、どこか別の日に別の場所で何かやってくれないかなあ。

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サクソフォン」カテゴリの記事

コメント

>ジェローム君、どこか別の日に別の場所で何かやってくれないかなあ。

私も切望!!!!します!!!!!!!!!

↑すいません、名前入れるの忘れました。
ねぇ。でした。

えええ、私もちょっと悩んでます。が、今のところはララン氏を聴きに行こうかと思ってます。スピリタスは、また機会がありそうですから。

私もどちらも行ってみたいです。でも「声」と「サクソフォン」と「ピアノ」のアンサンブルっていうのには、すごく惹かれます。でも正統派四重奏も聴いてみたい。

面白そうなサックス関連の演奏会があるときには、Thnderさんが「これは聴け!」というような演奏会を紹介するっていうような企画があったらいいなあと願っております。

いつぞやの雲井Qとヴァンサン・ダヴィッドのバッティングを思い起こさせますね(笑)。

私はララン氏かなあ、というところです。野平氏の舵手の書、聴いてみたかったので…。

そうですね…ワタシも、ララン氏のほうに惹かれつつ、スピリタスの「東京デビュー・リサイタル」というのも、また特別な訳で。
デビューというのは一度きりですし、その後の方向性を探るのも、デビューリサイタルを聴いてこそ、というところもありますから。
もうしばらく悩んでいることにします。

>タビビトさま
うーん、そういう企画もしてみたいという、意欲だけはあるのですが…
ドタバタしているうちに演奏会の当日になってしまう、というパターンが最近多いです。

>kuriさま
Happy Saxの方とダニエル・ケンジー、というのもありましたね。
一種の踏み絵みたいなもんでしょうか。

Thunderさんにも情報は入っているとは思いますが、念のため。クァルテット・スピリタスはこちらへ行くということでいかが?
8月27(月) 19:00開演
川崎幸病院 Presents MUZA de ナイトコンサート2007
第5回〜サクソフォーン四重奏「カルテット・スピリタス」〜
(ミューザ川崎シンフォニーホール)
全席自由:1,000円。

はい、勿論、情報は入っておりますが、悩むことには変わりありません。
別のコンサートに行くことが、あるコンサートに行かない(行けない)ことの埋め合わせには、なりませんので。

まあ、ゼータクな悩みだよなあ、とは分かってはいるのですが。

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