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2007.04.14

エレクトーン、恐るべし

いきなり初夏のような暖かさ。

朝、オーバーホールが完了したMyアルト(ヤナギサワ・シルバーソニックの初期型モデル)を取りに、新宿へ。
当時小豆沢のヤナギサワ工場敷地内にあったリペア室(普通の民家みたいな玄関を入って、階段を上がって行ったものだ。懐かしいなー)で試奏させてもらって、即断で購入を決めて以来、ほぼ15年ぶりに味わう新品同様の吹き心地。(^^)

Tirasi070414青梅へ往復したあと、夕方は渋谷で降りる。今日はちょっと変わったコンサート。

エレクトーン・ジョイントコンサート2007 Spring Vol.3(エレクトーンシティ渋谷

1. 「ローマの祭り」より 主顕祭(レスピーギ)
2. 「動物の謝肉祭」より 水族館(サン=サーンス)
3. 弦楽セレナードより第1楽章(チャイコフスキー)
4. 夢(ドビュッシー)
5. 戦士たち(グレインジャー)
6. コンチェルティーノ・ダ・カメラより第2楽章(イベール)
7. ピアノ協奏曲第2番より第3楽章(ラフマニノフ)
8. 弦楽のためのアダージョ(バーバー)
9. ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュウィン)
 エレクトーン:安藤江利(1、5、8)、坂朋実(2、4、6、9)、柿崎俊也(3、5、7、9)
 サクソフォン:塩安真衣子(4、6)

若手エレクトーン奏者3人の自主リサイタルだったのだが、いやこれが面白かったこと!
エレクトーンという楽器の進歩はいまや物凄くて、やりようによってはフル編成のオーケストラと見紛うばかりの演奏ができる、ということはなんとなく知っていたけれど、今日はその内実を思いっきり見せてもらった。
最初の曲(ローマの祭り)から「掴みはOK!」って感じでそのことの見事なデモンストレーションだったし、また、オーケストラをバックに独奏ピアノが鳴るという音楽を一人の奏者で完璧に再現してしまうとか(ラフマニノフ)、音色の設定にしても、「サクソフォンを含んだオケの木管セクションの音」(ガーシュウィン)などという微妙なものまでほとんどそれらしく作ってしまっているのですよ。いやー驚いた。

もともとはゲストでイベールを吹いた塩安さんのブログで見つけたコンサートだった。たいへん巧くカッコ良く吹いていたけれど、せっかくこういう「出来上がった世界」にひとりだけアコースティックな楽器で混ざるのだったら、もっと露骨に人間臭くても面白いかもしれないとも思った。
エレクトーンとサックスって、その「内部」では盛り上がっていて名手もどんどん輩出しているのに、一歩その楽器の世界の外に出るとそういうことはあんまり知られていなくて、それでいて「楽器そのもの」の名前自体は誰でも知っているという、立場的に似たところがあるような気がする。
実は私、平沼由利(有梨)さんの書いたエレクトーンとサクソフォンの協奏曲(これまた面白い曲)なんてのも聴いたことがあって、エレクトーンにはそれなりの興味はあったのだが、意外とちゃんと聴く機会というのは無いもので。そんな訳でたいへん面白かったです。

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コンサート(2007年)」カテゴリの記事

コメント

こんちは!

私の会社の同僚の奥様も、エレクトーン
(つまりヤマハ)の高級機種を二つもお持ちです。
教師でもいらっしゃるので、一度模範演奏をお聞き
したのですが、本当にスゴイですよね。
技術の進歩は、マニュアルの味までも再現して
しまうそうで…。

最近のポップスのバック演奏も殆どは打ち込みで
あえてマニュアルで残っているのはギターくらい
とも伺っております。
ギター弾きの私としては、ホッとした、というか
最近ではスタジオミュージシャンも大分暮らしに
困るのだろうなーと思いました。

>柿崎俊也
彼の大学受験の際、副科ピアノを見ていました。
在学中の演奏会に行って、おおっと思っていましたが、
演奏活動を続けているのですね。嬉しいです。
名前を見てびっくり。

>じぇいそん様
コメントありがとうございます。
「エレクトーン」という楽器そのものに対するイメージは、私の場合、小学校や中学校の音楽室にあったような物で止まっていたもので、改めてこうして最新鋭のものを見せられると、全く驚くほかありません。
「サックスの音」を電子音で作るのはとても難しいらしい、という知識があったのですが、それもどうやら10年20年前の知識だったようです…

技術はどんどん進歩しますけれど、それを十全に使いこなす「感性」というものは、やはり「人間」に求められるのだろうな、とは思います。

>さき様
そうだったですか。
電子オルガン専攻という場合、ピアノは副科になるのですか。ちょっと面白いですね。

こんにちは。
私の楽器も極初期のシルバーソニックです。
多分製造番号も近いでしょうね・・笑
実はこの楽器、もともとは今の師匠(東中野の凄い方)が使っていた物でして、私の所に来てから10年くらい経つのかなあ・・
昨日、一緒に飲む機会がありまして楽器のことを聞きましたらオーバーホールは一度もされていない事が判明!!
私のソニックも新品同様の吹き心地にしたいなあ・・・と思っています(笑)
あと、フロントFキーを現在のタイプに取り替えたいです。
ちなみに製番は1736○○でした。

>kotoさま
コメントありがとうございます。
初期型9930の使い手の方というのはあまりいないので、嬉しいです。
私の興味は今は専ら「音楽」そのものとそれを創り出す人間に向かっていて、楽器やマテリアルにはあまり関心がないのですが、この楽器は唯一のコダワリみたいなもんです。
ある方に「F1マシン」、と呼ばれたこともありました(^^)
9930という機種自体は製造中止になってしまったようですね。総銀製の9937が出た今となっては、過渡期の製品と位置付けられているような…
製番は1728xxでした。

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