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2007.02.15

午後8時のリサイタル

Tirasi070215平野公崇 サクソフォンリサイタル(浜離宮朝日ホール)

C.Ph.E.バッハ/シンフォニア ニ長調
J.C.バッハ/4つの四重奏曲Op.19より第1番 ハ長調
C.Ph.E.バッハ/ラ・フォリア
J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲より変奏26、19、7、30(クォドリベット)
 平野公崇(Sax)、松本和将(Pf)

平野さんのリサイタルをちゃんと聴くのはとても久しぶり。
今回は午後8時開演、休憩なしで少々短め(9時15分終演)、チケットも若干安め(2500円)、という珍しい催しで、調子づいて7時40分まで職場に居残って仕事してました。それでも間に合うから有難い。
客層はホールの固定客とおぼしき一般の方が多く、中高生などの若い方が殆どいなかったのが独特の雰囲気だった。

見てのとおり基本的に最新CD「シンフォニア」の流れの選曲だけれども、そこは平野さんそれだけで済む訳はなくて、最後の「ゴルトベルク」からアンコールへは、ピアニストも巻き添えにしての大即興演奏の応酬と化した。「ゴルトベルク」ではまだ、さすが平野さん、どこまで即興でどこから楽譜に戻ってるのか全然判らないなあ(明らかに判る場合も勿論あるけど)、などと感心している余裕もあったけれど、最後なんかもうすごかったんだから。「平均律のプレリュード2番、」とアナウンスしてから始めたのに、聞こえてくる音楽はピアソラかチック・コリアか、ってな勢いで、曲名などはもはや、演奏を最低限成り立たせるためのかろうじての約束事、という、ジャズのコード進行と同じ程度の意味しかなくなっていた。

平野さんって、勇気あるよなあ…。即興というものは、ここまで来ると技術や能力ではなく、その瞬間に思ったり感じたことを、どこまで「勇気を持って」実行できるかという、その一点にかかっているのだ、と痛感。
平野さんという演奏家の資質は、まさに、そこにある。
即興でなくても、演奏というのは、いや、人前で何かをするというのは、本来的にそういうもんなんだけど。

本プロがなんだかおまけみたいになっちゃったのは、コンサート自体の時間が短いので仕方ないところもある。
私が生まれて人前で初めて吹いたサクソフォン四重奏は(16歳のとき)、J.C.バッハのシンフォニアだったので、そういう意味でとても懐かしいというか、近しく聴ける曲目ではあったのだが。
こちらもここしばらくずっと3時とか4時就寝の日々が続いているので、「ラ・フォリア」なんか完落ちしちゃったし(^^;。
やー、気持ちよかった(^^;;

やっぱり、これだけ幅広い芸風を持った演奏家は、ひと晩フルに時間をとってじっくりと聴きたいですね。

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コメント

完落ちされているところを、後ろから眺めておりました。(^^;

平野さんをじっくり聴いたのは初めてでした。今回、またアンコンの為にSopで演奏することになりましたが、色々参考になることが多かったです。ピアノの松本さんも凄かったですねー。

ちなみに、私は19時半に着いたので、開演前にコーヒーまで飲んじゃいました。

お願いですから会場内ででっかい声で「寝てましたねー」などと言わないでください;

松本さん凄いです。「生まれて初めての即興演奏」だなんて、絶対嘘だと思う。

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