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2007.02.04

都響プロムナード#321

Tirasi070203東京都交響楽団 プロムナードコンサートNo.321(サントリーホール)

ブラームス/ヴァイオリン協奏曲(Vn:岡崎慶輔)
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
 指揮:小泉和裕

昨日聴いたコンサート。

見てのとおりの名曲コンサートながら、お手軽な感じは皆無。満席(全席完売)のサントリーホールの華やぎの中、たいへん充実した時間が過ぎていった。
それにしてもこの数年、都響で指揮者に小泉さんの名前がある時の「外れ」の無さは素晴らしいものがある。単に技術的に安定しているだけでなく、演奏のスタイルの的確さが徹底しているので、どのようなプログラムであれ音楽に集中して楽しんで聴くことができる。
10年くらい前に小泉さんが都響の首席指揮者をしていた頃は、正直そんなにいいとは思っていなかったんだけど、小泉さん自身の円熟と都響のオーケストラとしての充実がリンクして進行しているように思う。

ソリストもなかなか良かった。最初ちょっと鳴りがいまいちかなとも思ったが、2楽章から先は全く文句なし。さすが、難関ミュンヘンコンクールで1位という経歴は伊達ではない。
ブラームス2楽章のオーボエソロは本間さん。ブラヴォー。

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コメント

ブラームスのヴァイオリン・コンチェルト(「ソロ・ヴァイオリンとオーケストラのための交響曲第5番」と呼びたいような曲)、第2楽章の木管群のアンサンブルがめちゃめちゃウマかった。
ちなみに、チューバの佐藤さんの出番は新世界の第2楽章だけ。アンコールでも出番なし。何か手持ち無沙汰。アンコールはマイスタージンガーとかローエングリーンの第3幕への前奏曲とか演ってあげればいいのに。(そういうワケにはいかないか...えへへ)

ブラームスの2楽章の導入よかったですね。
あれの後を受け継ぐソリストが、思いっきりのびのびと出て来られたのがよく分かりました。

テューバは、まあ、仕方ないですね。
しかも、実はあのテューバパート、バストロと完全なユニゾンなんですよね…

アンコールは、この曲目だったら絶対ハンガリー舞曲かスラブ舞曲のどれかだろうと思っていたら、良い意味で期待を裏切られました。(エフゲニー・オネーギンのポロネーズ)

3楽章のブラスのコラール、素敵です(作曲も演奏も)。それにしても、新世界の4楽章にテューバが入っているとばかり勘違いしている私は、吹奏楽版から頭が離れられていないからでしょうか。えへへ。
Anyway、佐野央子さんの情報をありがとう。

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