宝塚初体験
東京宝塚劇場に初めて座ってきた。
演目はこちら。
いやー、圧倒されましたわ。
あまりにも金と時間と手間がかかって出来上がったものを目の当たりにすると、何か批評じみたことを言おうという気もなくなるけれど、それに近い感じですね。
第1部(演劇)で1時間半、休憩(35分)後のレヴューに1時間。
前半は、題材のせいもあって、ちょっと新橋演舞場って感じだったけれど、後半のレヴューはもう、茫然とするばかりの豪華絢爛。
西洋演劇からミュージカル、バレエ、歌舞伎、日舞に至るまで、洋の東西の大衆芸能のオイシイところを全部いただいた、一大奇観だと思った。
宝塚って、ハマる人は徹底的にハマるけれど、判るような気がする。
劇場自体はとても居心地のよいところで、3列一組?で千鳥状に配列された椅子は、とても舞台が見やすいし、長時間座っていても疲れない。ロビーのデザインは基本的にピンク色のイメージで統一されており、夢の世界を演出するにふさわしい。
オーケストラはPA付きなので、音は録音みたいな不自然さがあったけれど、なかなか上手な方々の集まりと見た。
銀橋とやらのおかげで、オーケストラボックスの中はよく見えなかったが。(聞こえてくる音からすると、サックス奏者が2人ばかり加わっているようだ)
終演後、かの名高い「出待ち」の方々。
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