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2007.01.21

底冷えの合奏(追記あり)

リサーチの練習に本年初出席。

廃校となった元小学校の体育館(当然ながら空調なんかありません)での朝10時半からの合奏は、コタエる。
身体は厚着すればどうにかなるけれど、指先と足先の冷たさは如何ともし難い。
しかも楽器がバリトンサックスなので、いくら吹き込んでも暖まらないし。ピッチがああ。

メニューはコープランドのクラリネット協奏曲と、ロバート・ラッセル・ベネットの「古いアメリカ舞踊による組曲」の、譜読み。
6月の定演のための練習が既に始まっている。
楽譜は行ってその場で渡されたのだが、どちらもリズム的に大変ややっこしい、フランス的なソルフェージュ能力(って何だよ?)が要求されるもので、初見能力が追いつかずかなり悲惨なプレイになってしまった。
しかも今日はテューバがいないので、間違えると目立つこと。恥。(昔はこういう楽譜の初見得意だったのに…)

この2人の楽譜は、フランス音楽ぽい複雑さという点でなんだかとても共通するものがあるなあ、と思ったら、どうやらお2人ともナディア・ブーランジェ(元パリ音楽院教授、フォンテーヌブロー・アメリカ音楽院院長。20世紀最大の音楽教育者と称えられる)の門下なのですね。道理で(コープランドは有名だけれど、ベネットもそうだったのか)。

ちなみにコープランドのソリストは…公式の告知がまだなので、ここで明かすのは遠慮しておくけれど、フランス仕込みの有名ソリストの、A先生。以前にもウェーバーの2番で共演していただいたことがある。楽しみ。

(2/13追記)
曲目変更です。なんと、コープランドの協奏曲ですが、「編曲の許可が下りないことが最終的に確定した」とのことで、ウェーバーの2番(既に譜面があるので)に差し替えになってしまいました(>_<)。
どっひゃー、残念。こういうことって本当にあるんですねえ。
許可が下りないも何も、既に楽譜が配られて練習も始まっていたんですけど(^^;

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コメント

おわー、コープランドのクラコンチェルト!聴きたいんですが、、。(泣

本番は土曜の夜ですので、ご来場お待ちしております(笑)
曲は他に、シャブリエの「スペイン」、あと「三角某氏」(←いきなりこんな変換してくれた;)の第1・第2組曲。

ずいぶん濃いいプログラムなんですね・・・・

言われてみりゃたしかに濃いですが…
ここの楽団ではそのぐらいフツーなもので(^^;

本文(追記)をお読みのとおりの事態となってしまいました。あーあー。
コープランド吹きたかった。

それは残念でしたね・・・。
クワイエットシティーのコールアングレのソロをサックスで!!なんて妄想を抱いておりますが、それも無理なんでしょうね・・笑。

そうなんですよ、「エル・サロン・メヒコ」あたりは複数の楽団でそれぞれ自前の編曲で演奏したこともあったくらいで、そんなに厳しいとは思ってもいなかったです。

単なる楽器の代替は「編曲」にはあたらないとされていますから、クワイエット・シティは大丈夫なんじゃないでしょうか。

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