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2006.12.15

Happy Sax 2006

Tirasi061214Toshihisa Ogushi HAPPY SAX CONCERT 2006(銀座ブロッサム・中央会館)

大きな古時計(西上和子編)
バリアブル・スター~キラキラ星による変奏曲(星出尚志)
Calling of the stars(田中賢)委嘱作品・初演
Affective Emotion(樽屋雅徳)※
La Chansonnette(真島俊夫)
翼をください(村井邦彦/西上和子編)
瞳がほほえむから(上田知華/星出尚志編)
The Course of Life(星出尚志)
サンバ・フィエスタ(鈴木英史編)
 小串俊寿(Sax)、白石光隆(Pf)、横山達治(ラテンPerc)
 ゲスト:石渡悠史(Sax)※

小串さんのHappy Saxのチラシを見ると、年も暮れだなあと感じる。
6時半の開演には間に合わず、残念ながら後半しか聴けなかったけれど、毎度ながらじつにハッピーで満ち足りた気分にさせられるコンサートでした。

ここのところ毎日阪口先生の録音を聴いているのでなおのことそう感じるのだが、小串さんの音には阪口先生のDNAを確かに感じる。勿論阪口先生よりもっと現代的に洗練されているし、パリ仕込みの粒立ちの揃った切れ味鋭さ、というのはあるけれど、ゆっくりしたメロディでヴィブラート豊かに「ほわっ」と音程が跳躍する箇所の絶妙な味わいなど、おおっ、阪口先生と同じだ、と思ってしまうのだった。
そのことは、阪口先生の高弟である石渡先生も、また。本プロは聴けなかったけれど、最後のアンコールで小串さんとミーシャ「Everything」のデュエットを聴くことができた。石渡先生の演奏なんていったい何年ぶりに聴いただろうか。そしてまた、この先何度聴く機会があるのか。たいへん貴重な機会に、感謝。しかも来年70(数え年)の石渡先生、(失礼ながら)明らかに昔より上手くなったんじゃないの、と思うようなもんだったし。
後から聞いた話では本プロの後のアンコールでフォーレのファンタジー(!)を演奏されたそうだ。デファイエ編曲になる、フルート原曲の難曲。聴きたかった!

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コンサート(2006年)」カテゴリの記事

コメント

私は、小串氏のコンサートに初めて行きました。昔は、サックスの演奏会というと、何かお勉強という風にしか聴けませんでしたが、このコンサートでは、最初から最後まで、サックスの事は、頭から消え、小串氏の”音楽”を聴いた気がします。
また、石渡先生の演奏も、まるで坂口先生がそこで演奏していらっしゃるかのように、聴こえました。フォーレのファンタジーはとても素晴しく、多少の音間違いなど、全く気にならず、完全に”音楽”として、聴く事ができました。タイトル通り、とてもハッピーなコンサートでした。

ただ、悲しかった事は、帰りの地下鉄を待っている際に、音大生らしき年頃の若者たちが、石渡先生の演奏について、「あれはひどいよね、指間違え過ぎだし」とか、石渡先生ご自身が演奏の前におっしゃっていた、「難しい曲を選んでしまった」事について、「あれなら、ラクールの1番を伴奏付きでやればよかった」などという言葉が聞こえ(てしまっ)た事です。”テクニック”等の前に”音楽”を聴いてほしかった。彼らにも”音楽”を、まさに楽しんで聴く、余裕ができるのは、いつのことだろうか。早くその事に気づいてほしいものです。

Thunderさん、お疲れ様でした。前半もすばらしかったですよ。特に、田中さんの新曲は素敵な曲でした。繰り返し、いろいろな人が演奏して欲しいです。楽譜、出版されないかなぁ。
石渡先生の演奏は、いろいろな意味で含みのある演奏でした。たしかにテクニックについて指摘することは簡単ですが、そんな指摘をする前に音楽性を感じ取ってほしいですね。

 この日、レッスンでした。。さすがに18:30開演は厳しいですから。Saxフェスでの演奏を楽しみにしています。

 こんな学生の言うことなんて無視ですよー。こういうコ達に限って、つまんない演奏するんですよ、きっと。


京青さん>
御意。

コメントありがとうございました。>皆様

私としては、件の無粋な学生さん?たちのことを、無条件に批判はできないのですよ。そういうことは、私たちも何かの拍子に、何かのシチュエーションでは(もしかしたら無意識のうちにも)言ってしまいかねないことだからです。
実際、私だってそれに近いことは若かった頃には言ったことがありますし、今だって言っているかもしれません。
私は絶対に件の学生さんのようなことは言っていない、いかなる時もその音楽性の本質だけを感じ取って発言している、と自信を持って言える方、もしいらしたら名乗り出ていただきたいです。
別に音楽のジャンルに限らず。

私が留意していることは、完全に公明正大な立場に立つことは不可能だということを肝に命じつつ、それでもできるだけそのような立場に近づこうと謙虚に努力しながら、なおかつ思ったことは極力正直に言う、ということです。
真実に近づく道というのはそれしかありませんから。

件の学生さん達に、そこまで判ってもらえる日は果たして来るでしょうか。…

サンダー様>
若者だって「歳をとればわかりますよ。」 音楽は人間性が出るから正直ですわ。

「老い」。演奏家にとっては大きな問題のようです。

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