フェスティバル覚書き(第1日)
第26回サクソフォーン・フェスティバル(2006年12月23・24日)の覚え書きです。

会場のパルテノン多摩。(ここはサンリオピューロランドのすぐ近く)
初日にはなめら~かで出場させていただきました。フェスティバルのプログラムに名前が載るのは15年ぶり。
その昔のフェスティバルには結構B会員の出場もあったけれど(日本サクソフォーン協会の会員は、専門家のA会員と学生・アマチュアのB会員に分かれている。ワタシも昔はバカやってましたよ。バリトン4本で出場して「アンサンブル玻璃音-バリトーン-」とかね;)、最近はほとんど無かった。だいたい、歳末のこの時期の平日にパルテノン多摩などという場所で開催していたんだから、そもそも聴きにも行けない。
今回は土日の2日開催ということで、B会員向けにも出場団体募集のオファーがあり、夏頃から水面下でいろいろな動きがあって本日を迎えたという訳。
曲は高橋宏樹さんの小組曲「月森の詩」、八重奏バージョン。
演奏は、まあ、自分たち「らしさ」は出せたんじゃないかな、とは思う。
演奏終了後、すれ違った¥田先生に呼び止められて鋭い講評を頂いたりしたけれど。(ありがとうございます。)
何にせよ、八重奏の易しいオリジナル曲というのはほとんど無いので、これがきっかけでとり上げる人が出てきてくれれば嬉しい。
全部の演奏後は、我々アマチュア出演団体全員と、フェスティバル名物サクソフォンオーケストラとが一緒の舞台に乗って、合同演奏、という企画。
私は、どういう成り行きか、ソプラノの一番後ろのプルトであの冨岡先生(!)の隣席に座ることに。
つか、冨岡氏に限らず大御所のセンセ方、フロントは若い衆に任せて皆さん後ろに引っ込んでいらっしゃるので(^^;
さすがのThunderも、ちょっと緊張。そりゃあ、30年近く前から名前を存じている憧れのプレイヤーと、いきなり舞台上で隣同士、ですからね。
「常動曲」(J.シュトラウス)がなかなか難しくて、あっちこっち誤魔化しながらやっと吹き終わったら、冨岡先生ニヤッと笑ってこちらを振り向いて一言、「難しいねえ、これ」。(^^;すみませ~ん。
間近で聴く冨岡先生の音は、キャトルロゾーの演奏会や録音で何度も聴いたのと同じ。まさに「我が道」を行く、という感じ。あの「我が道」性は、潔いばかりだ。強烈な個性と、自分が「正しい」「美しい」と思うものを、何のてらいもなく周囲に向けて発散している。
ラデツキーでバスドラムを叩くことになった時のハシャギようはまるで子供みたいで、微笑を誘う。若いなあ。たしか今年60になられたはずだが、とても信じられない。
冨岡先生のような強いキャラクターは、パロディにしやすいのです。ワタシもアンサンブルの練習中によくセンセのヴィブラートの真似をして笑いを取ってます(^^;。すいません。
しかし、自分があの境地に達するのは、まだまだ無理だな…
楽器を片づけて楽屋を撤収、客席に座って次の出し物を聴く。
小串さんのHappy Sax Concert再演と、サクスケルツェット(洗足学園教師陣によるラージアンサンブル)。
自分の出番を終えて、一息つきながら心おだやかに聴くには、ぴったりのものだ。
Happy Saxの出演者と曲目は先日聴いた本公演と共通するものだったけれど(横山さんの駄洒落まで同じ。ラテンパーカッションの楽器紹介で「ボンゴという楽器は、北朝鮮から来たんですね。マンギョンボンゴ~」とか;)、中央会館よりここのほうが広くて響きが良くて、美しい響きがする。横山さんはやりにくそうだったが。「クラシックは客がシラフだから緊張する」、はある種名言だなー。
サクスケルツェットにも横山さん、「ボレロ」で飛び入り出演。結果的にはたいへん面白いことになった。
6時にすべて終演、とりあえず宿(すぐ近所の京王プラザ多摩)にチェックインし、レセプション会場へと急ぐ。
パルテノン通りは既にイルミネーションが全開。昼間より人の数が多い。さすがに三多摩地区随一の浮かれようを誇る街だけはある。

昼間見ると結構みすぼらしいんですけどね(^^;

少し遅れてレセプション会場に到着。既に開宴していて、いきなり皿もコップも足りない凄い人数と盛り上がりよう。
本番モードで抑え込んでいた風邪もだんだんぶり返してきて、大人しくしていたいんだけど、なかなかそうもいかず、いろいろな方に話しかけたり話しかけられたり名刺交換したり。
明日の本番を控えて、ホール内にいた時からずっとうろうろしていたジェローム・ラランに、以前メールを貰った件で話しかけたら、すぐに判ってくれて大喜びの様子だった。「thunder-sax」で一発で通じました(^^)。周り中の人を巻き込んですごいテンションで喋りまくるもので、面白いといえば面白いんだけど、まあ疲れることで…
自分の新しいCDをプレゼントしてくれるとのことだったけれど、結局貰い損ねてしまった。ちょっと残念。

左から、通訳に大活躍のわれらが大栗先生、ジェローム、大城さん。
おーくり先生、やつれてませんか…?(^^;
2日め編へと続く…
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コメント
ボレロでは、手でたたくボンゴやコンガが音量的にちょうどよく、サクソフォンとあっていて面白かったですね。お楽しみクラシックという面で、演奏会にいれてもいい曲かもしれませんね。
サックスオケで、テナーの音が一本だけ目立っていましたが、あの音は大御所様でしょうかね。そんな気がします。
投稿 井伊 | 2006.12.29 10:38