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2006.10.27

ドビュッシー弦四、プチ聴き比べ

以前のエントリにも書いたように、今度のアンコンでドビュッシーの弦楽四重奏曲(第1楽章)を演奏するので、それにちなんでウチにあるこの曲のCDを探ってみたら、4枚見つかった。
ということで、深夜のプチ聴き比べ(夜も遅いので第1楽章限定)。

オリオン四重奏団(Delosレーベルのドビュッシー室内楽曲全集所収)。1996年ロサンゼルスにて録音。
巧い。楽譜の指示をきちんと守っていること、縦が揃っていること、音にエッジが立っていることに関しては一番かも。そのかわり全体に音の長さが短くてスケールがやや小さい。日本の若いサクソフォンカルテットみたいな演奏。

ヴィア・ノヴァ四重奏団(Erato)。1969年フランス。
楽譜上のスタッカートをほとんど無視してどの音も長めに弾いているせいか、とてもゴージャスな響き。チェロ、ヴィオラ(名手ジェラール・コセ)もよく鳴っている。ということで充実した響きだが、音楽的には第1ヴァイオリンのジャン・ムイエールの独り舞台という感じもちょっとある。よく聴くと細部は少々弾き飛ばし気味…

ヴィオッティ四重奏団(Pierre Verany)。1985年フランス。
音楽的には中庸だが、音はなかなか元気がある。若々しいが非常に練れたアンサンブルで、機械的によく揃っているという以上のものがあり、ワタシ的にはたいへん好感度高し。だけどこのレーベル、ちょっと手に入りづらいだろうなあ…

カルヴェ四重奏団(Dante-Lys)。1931年録音のSPの復刻。こんなの持ってたんだ、オレ。
オールドファッションな演奏を予想していたら、意外と現代的な音色とアンサンブルだったので、ちょっとびっくり。第1ヴァイオリンがたまにポルタメントがかかるくらいで、ヴィア・ノヴァの方がよほどグランドマナーな感じがするくらいだ。復刻の状態は悪くない。Danteてのは正規盤なんだろうか?

という訳で、明日の練習にはヴィオッティQを持って行って皆に聴かせようと決定。
サクソフォン編曲版のCDは、有名なアルモSax.Qの他、オーレリアQ(オランダ)、Z Quartet(クロアチア)とかいくつか持っているけれど、原曲バージョンの聴き比べをしたあとに聴いちゃうと、なんだかつまらなく聞こえるのだった。
悔しいが、仕方がない。

本日は少々マニアックにお送りいたしました。(マニアックなのはいつものことか)

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コメント

私が持っているのはアウリン・クァルテット(TACETレーベル)。2002年ドイツでの録音。ラヴェル、フォーレ、そしてドビュッシーの弦楽四重奏曲が1枚に収まっている、Thunderさん必携のCD。で、先程件の1楽章を聴いてみましたが、なかなかアツく攻撃的な演奏。曲自体も何だかドビュッシーとは思えないような古典的な曲に思えるのですが。

28日のエントリにも書いたとおりで、あまり「いわゆる」ドビュッシーらしい曲ではありませんよね。
とはいえ、形式的には古典ぽいところもあるものの、和声的には普通の三和音の考え方ではついて行けないような音の連続で、興味深いです。

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