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2006.09.25

ハシゴ(楽友→グランボワ)

コンサート2つ。
横浜楽友協会室内楽演奏会(杉田劇場)、2時開演。
グランボワ・サクソフォン倶楽部(神奈川県立音楽堂)、5時開演。
どちらも、日頃たいへんお世話になっている方々のいらっしゃるところ、しかも同じ根岸線沿線の会場、絶妙な開演時間。
ハシゴしろ、と言われてるようなもんですな。

まずは楽友協会。
会場は新杉田の駅前。しかし最近出来るこの手のホール併設の商業施設というのは、どうしてこう構造が分かりにくいんでしょうか。ホールの入口を探してウロウロしてしまった。
そういえばいつだったか行った大泉学園のゆめりあも、ホールのありかが全然分かんなかったし。

吹奏楽団で、年2回のフル編成の演奏会の他にもこういうアンサンブルの集いを毎年開催し続けるというのは、なかなか出来ることじゃないし、素晴らしいことだと思う。
ただそうなると、聴く側の人間としては欲が出るもので。ただ演奏すればいい、という段階から早いとこ脱却して欲しいし(勿論、ちゃんと脱却出来ている方もいる)、きちんと自分たちの演奏会として位置づけてそれなりの準備の上で「音楽」を聞かせて欲しいです。
正直なところ、今日は特に後半のチームのいくつかが…。例年はそれほどに感じることはなかったような気がするのだが。自分自身の要求が高くなったのかな。
また、今年は金管チームが、面目を一新していたように思ったのが印象的だった。

Tirasi060924終演後の挨拶もそこそこに、桜木町へ移動、紅葉坂を上って県立音楽堂へ。

グランボワサクソフォン倶楽部 第5回定期演奏会

ラヴェル/ハバネラ形式のヴォカリーズ
ラフマニノフ/ヴォカリーズ
*豊住竜志/サクソフォン協奏曲「A FLUSH OF LIGHT」(世界初演)
*ヴィードフ/サキソフォビア
サウンド・オブ・ミュージック メドレー
チャイコフスキー/祝典序曲「1812年」
 指揮、*独奏:大森義基
 *客演指揮:宗貞啓二

見た目満席に近い盛況、若々しく見事に準備された演奏に、よくまとまった曲目。良い演奏会だった。
県立音楽堂いい音だあ。最近出来る残響ばかり多い会場になんか、負けやしない。

出てくる音楽は、大森さんの音楽性そのまま、という感じで、実に気持ちよい。明るく、おおらかで、何事に対しても肯定的で。
これが宗貞先生の指揮となると、音色からして全く違ってくるのが、楽しくも興味深い。相当に緊張と集中を強いる練習なんだろうな、ということが明らかに想像がつく。
指揮者それぞれの資質がこれだけストレートに音に表れてくる、ということが、やはりメンバーの「若さ」の証か。

あとは、昨年聴いた時も思ったのだけれど(そう、去年のグランボワ演奏会の帰り路、アルフレッド・リード博士の訃報がメールで飛び込んで来たのだった…)、演奏以外の面でも様々感じられる若さ(青さ、と言ってもいい)と、実際の音に聴かれる完成された音楽性とのギャップが、不思議だった。
このギャップが解消された状態が、「大人の演奏」、と言われるものになるのだろう、きっと。

豊住氏の作品は、単一楽章でさほど長くなく、たいへん明るく輝かしい、素敵な曲だった。ある意味では日本人作曲家の作品とは思えないような、無理のない明るさ。…無理がないというのは勿論、音楽的に、ということで、技巧的にはかなりすごいけれど(ソロパートはアマチュアにはまず演奏不可能)。

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