「たなばた」
東京の最高気温は34℃だったとか。夏が戻ってきた。
久々にリサーチの練習に顔を出す。
20人ちょっとの人数での合奏だったけれど、テューバがいないくらいでバランスはそれなりに悪くないし(Fl3、Cl3、Ob1、ASx2、TSx1、BSx1、Hn2、Tp3、Trb3、UFO2)、合奏の中核人物が揃っていたせいで音楽がちゃんと牽引されていくし、なかなか気持ちよく吹けた。というか、ワタシとしては、この人数でちゃんと音楽ができるんだったら別にそれ以上は要らない、とさえ思う。
このくらいの編成でホルストの「第1組曲」をやってみたいな、と夢想。
秋のお祭り系小本番に向けて、初見の楽譜を何曲か音出ししたんだけれど、その中に『たなばた』(酒井格)がありまして。
10年ぶりくらいに吹いたかしらん。いやー、懐かしくって、飛ばしました。
アルフレッド・リードとジェイムズ・バーンズ(就中「アルヴァマー」序曲)、そして松田聖子の音楽が青春だった世代としては、全面的な共感を覚える次第。
小難しい箇所もあるけれど、慣れてしまえば、なんということはない。
無条件に「いい曲だ」、とは言い辛いものはあるけれど、少なくともある種の(「学校吹奏楽」という世界で培われる)特殊な感性と、見事にアダプトするものがあるように思う。
ところでこれ、何で「たなばた」なんでしょうか。
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