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2006.08.10

なんだこれは(@_@)

なにげなくWikipediaの「サクソフォン」の項を読んでいたら、オーロクローム(Aulochrome)とやら、のことが書いてあった。
同時に2つの音を(半音階で)出すことのできる、二重ソプラノサックスのことだそうだ。
まあ、上記リンク先をご覧くださいな。

以前のエントリでも書いたとおり、サクソフォンという楽器は片手で全ての操作が可能なように作り得る訳なので、じゃあ一人でデュエットができる楽器を開発してしまえ、という発想だって、まあ、あり得なくはない。
だからって、本当に作っちゃった奴がいたとは。
絶句。
アホか、と呆れるか、なんというクラフトマンシップの粋、と驚嘆するか、かなりに微妙なところながら、受け取り方は人それぞれ、いろいろありましょう。

私自身の感想は、敢えて書かないことにするけれど、これを見て私がぱっと連想したのは、以前浜松で見た、アドルフ・サックス製作になる「トロンボーン」、のことだった。

Trombone

テナー・トロンボーン(1860年頃製作、浜松市楽器博物館蔵)

いったいこれのどこが「トロンボーン」なんだか、よお判らんが、多分トロンボーンの7つのポジションに対応する独立した管長のベルを備えている、ということなんだろう。
残念ながら、と言うか当然ながら、と言うか、実用化されることはなかった。
それは、アドルフ・サックスというひとりの傑出した楽器製作者の、壮大な思いつきと技術力の、いわば墓標として、今日に残っているように思う。


それはそうと、Wikipediaの「サクソフォーン奏者」に関する記述って、明らかに私んとこの本家サイトから取って来ているものがあるようだが。

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サクソフォン」カテゴリの記事

コメント

先日はどうも~
こんなのもありました。
Sarrusophone
Rothphone or Saxorusophone
http://idrs.colorado.edu/Publications/Journal/JNL17/JNL17.Joppig.Sarrus.html

うーむ(^^;微妙…

アドルフ・サックスという人は「サクソフォン」を発明した、という言い方は、歴史的事実ですが、実は必ずしも正確ではないようです。
その時代には、アドルフ・サックスばかりではない、「イノヴェイター」とも言うべき楽器製造者たちが、時の産業革命に伴う工業技術の進歩を背景として、次から次へと楽器に改良を施し、そして新しい楽器をどんどん「発明」していた。これぞ画期的な発明だ、と自らは信じて。
しかしそれらの多くは、時間の試練を経てみると、所詮は「思いつき」のレベルのものとして、淘汰されてしまったのですね。
そんな中で「サクソフォン」が今日まで生き残ったのは、ある意味偶然の結果な訳です。

だけど、そういう、もしかしたらあっさり淘汰されてしまいかねないような「豊穣な無駄」を許容するような余裕というか考え方が社会にないと、結局は残るべき物も残らないような気がします。

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Slidesophone: スライドトランペットまたは小型のトロンボーンにサックスのマウスピースをつけたもの [続きを読む]

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