【連載】マルセル・ミュールの生徒たち 5
この連載の趣旨、見方については連載第1回のエントリをご参照ください。
1946-1947
BLAISEL, Jean
CAULIER, René
COTTENET, Jacques
DAVY, Jean
DELDICQUE, Roger
DESMONS, René
DRUET, Robert
GOURDET, Georges
LE BIAN, Raymond
ROMBY, Guy
SILVERT, Henri
VIOLEAU, Rémy
試験曲:Improvisation (Elsa Barraine)
Jacques Cottenetという奏者は、ミシェル・プラッソン指揮トゥールーズ国立管によるアンリ・ソーゲの管弦楽曲集の録音(EMI、1977年録音。TOCE11130という番号で国内盤CDも出ていた)に、ゲスト奏者として名前がクレジットされていた。
バレエ音楽『旅芸人』と組曲『パリの風景』という2曲が収録されていて、後者でミュールの直系という雰囲気の味わいある音色のソロを披露している。
René Desmonsは、ルーベ(Roubaix)の音楽院教授だった人物。日本でもおなじみのジャン=イヴ・フルモー(Jean-Yves Fourmeau)の、最初の先生でもあった。フルモーカルテットの4名は全員ルーベの出身だそうだ。
Georges Gourdetという奏者は、1950年頃から後の時期のミュール四重奏団のメンバー(テナー、後にアルト)だった。
本家サイトにも掲載の写真(木下直人様提供)が、ちょうどこの頃と思われる。
左からミュール、Gourdet、Marcel Josse、André Bauchy
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