2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト
無料ブログはココログ

« 5年ぶりのレッスン | トップページ | 都響スペシャル »

2006.07.17

安川加壽子のドビュッシー全集、CD発売

Cd106安川加寿子 ドビュッシー・ピアノ音楽全集

先日のコンサートの会場で入手したCD。
音楽之友社刊のドビュッシー・ピアノ曲全集(楽譜)の校訂を担当する等、日本におけるドビュッシーの権威であった安川加寿子の、録音による全集の、待望のCD復刻。

ビクターの発売ということになっているけれど、プライヴェート盤ぽい感じもある。こちらで入手可能のようだ(山野楽器のサイトだけど、アフィリエイトではありません)。

CD4枚、ざっと聴いてみたのだが、ちょっと驚き。これ、完全にネイティヴのフランス語の演奏だ。
ちょっと地味だけど軽やかでニュアンス豊かな響きの作り方、テンポの微妙な先走り具合など、20世紀初頭生まれの世代のフランスのピアニスト達の演奏と、驚くほどの共通性がある。
もし、ジャン・ドワイヤンやアニー・ダルコの未発売音源の復刻、と言われて聴かされたとしたら、私だったら何の疑問も持たずに信じるだろう。

初出は昭和50年1月とのこと。1970年代当時の日本で、これほどのドビュッシー全集が録音されていたとは…
平島正郎(こちらは、研究分野における日本のドビュッシーの最高権威)による全曲の詳細な作品解説をはじめ、当時のまま(おそらく)のライナーも貴重。
録音年月や会場が載っていないのが残念だけれど(歴史的録音の復刻にとっては重要な情報だと思うのだが)、この録音のCD復刻に尽力された方々に、感謝の意を表する次第。

« 5年ぶりのレッスン | トップページ | 都響スペシャル »

新着音盤」カテゴリの記事

コメント

私がピアノをよく弾いていたころ、ドビュッシーは必ず安川先生校註の楽譜を使っていました。安川先生の録音、是非聴いてみたいものです。

これは、買わなくては。

mckenさんピアノも弾いてらしたのですね。
いろいろなさるのでびっくり。

入手して以来、何回も部分々々を聴き直しているのですが、まさに素晴らしい!の一言です。
今後、私がドビュッシーのピアノ曲を聴く時は、この演奏がスタンダードとなるでしょう。

安川さんは18歳までフランスで過ごされ、日本語よりもフランス語のほうが流暢だったそうですね。
幼い時期に培われる言葉と音感の重要性について、考えさせられます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74078/10972682

この記事へのトラックバック一覧です: 安川加壽子のドビュッシー全集、CD発売:

« 5年ぶりのレッスン | トップページ | 都響スペシャル »