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2006.06.21

夏至の日に

今日は夏至。
奇しくもこの夏至の日に、メンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』を含む(言うまでもなくmidsummerとは「真夏」ではなく「夏至」)、ロンデックス門下のカナダ人サクソフォン奏者Daniel Gauthier率いるアリアージュ四重奏団の新譜、「À la recherche du rêve perdu」(MDG)を聴いた。

Cd100

ピアノとサクソフォン4本で、シューマンのピアノ五重奏曲と『真夏の夜の夢』という、大胆な曲目。しかもメンデルスゾーンの方はなんと、組曲版には通常含まれない、原曲では合唱付きで演奏される「妖精の歌(まだら模様のお蛇さん)」や「終曲」を含む、準全曲版だ。でもって、これらの(組曲版に含まれない)ナンバーの演奏が、実にいい雰囲気なのである。実は『真夏の夜の夢』という曲を愛して止まないワタシとしては、唸ってしまった。
全体には、ピアノの用法がやや安易だなと思う箇所もあるし、オーケストラの色彩感にはどうしたってかなわないよなぁ、とも思えるけど、それでもたったの5人でこれだけのことが出来るんだから、大したもんだと考えなきゃいけないんだろう。
サクソフォンという楽器は、やはり、変な言い方だが「管の弦楽器」だなあ、と、このシューマンなどを聴くと実感するのだった。この曲を管楽器のアンサンブルで演奏するとして、サマになるのはサックスだけだろうから。
そうか、だから『真夏の夜の夢』の「スケルツォ」のような、木管楽器の色彩と音の戯れが乱舞するような曲が、物足りなく感じるんだな。

…というように、自分が当り前に吹いている「サックス」という楽器を客観視する材料として、なかなかにいろいろな視点というか、考えるネタを提供してくれるCDだと思う。

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