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2006.06.17

都響の「幻想」

Tirasi630東京都交響楽団 東京芸術劇場シリーズVol.60
作曲家の肖像「ベルリオーズ」

「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲
歌曲集「夏の夜」(Ms:加納悦子)
幻想交響曲
 指揮:ジョアン・ファレッタ

約1ヶ月ぶりの都響。たった1ヶ月なのに、随分久しぶりのような気がする。
芸劇2階のいつもの席で、ベルリオーズの特集を聴く。コンマスは山本さんだったが、なんといつもとは逆に矢部達哉さんがトップサイドに座っていた!あんまり見られない光景かも。
指揮は初来日のイタリア系アメリカ人女性指揮者、ジョアン・ファレッタ。写真からはなんとなく長身のオバサン(失礼)を想像していたのが、とても小柄なレディが颯爽と舞台に出てきたので、ちょっと驚いた。
大きなアクションで、アメリカ人指揮者によく見られる右方向に大きく拡がる振り方は、斎藤メソード門下の日本人指揮者の洗練された振り方を見慣れた目にはちょっと素人くさく見えるけれど、非常に祝祭的で明るい気分と音色を演出するその音楽は、さすがアメリカの3つのオーケストラで音楽監督はじめ要職を兼務する実力は伊達ではないと思わせる。
「夏の夜」では、出だしが歌手とテンポが合わず、一瞬どうなることかと思ったが、2曲めからは持ち直した。ただ、この歌い手さん、歌い方があまりにもオペラチックで、ちょっと私の好みではない。声は実によく出ているし、オーケストラの伴奏はさすが都響、繊細をきわめたもので良かったんだけれど。

休憩後は「幻想」。
都響の「幻想」を聴くと、なんてことのない弦や木管の1フレーズや、木管と高弦のユニゾンの音色、金管や打楽器の入ってくる微妙な間の取り方とか、そこかしこにジャン・フルネさんのDNAがこのオーケストラには残っていることが感じられる。素晴らしいことだと思う。
それでも最後5楽章は、フルネさんではあり得なかった速いテンポと高揚した気分で終わる。ブラヴォー。

続く定期公演(22、27日)でも、非常に興味深いプログラムが準備されていて、楽しみ。

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