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2006.05.29

フォーレのバラード

LPレコード時代お気に入りだった音盤のCDがヤフオクに出ていたので、落札。
ジャケットデザインも当時のLPと同じなのが嬉しい。12cm角になってしまうとちょっと地味だけど。

Cd098

サン=サーンス/ピアノ協奏曲第4番
フォーレ/ピアノと管弦楽のためのバラード、前奏曲第1、3、5番
 ロベール・カサドシュ(Pf)、バーンスタイン=ニューヨーク・フィル(CBSソニー)

フォーレのバラード、大好きです。世界中の幸福感と充足感と優しさを12分の演奏時間に凝縮したような音楽。
オリジナルのLPレコードは、大学2年生の時のちょうど今頃の時期(もう少し早い、連休の頃)に買って、聴き込んだのだった。やさしき春と新緑の季節の記憶。
CDにはなっても、ちょっと古めの音質がレコードみたいで、違和感はない。
もしかして、この曲が好きというより、この演奏が好きだったのかな。今の耳で聴くと、意外と速めのテンポでサラサラ進む演奏だけれど、そこがいいんだよね。

むかし、谷川俊太郎の詩の一編を読んだとき、このレコードで聴けるピアノの音を即座に連想した。

 その花片は
 海岸のビルの八階あたりの窓から
 ピアニシモのアルペジオで僕に散りかかってきた
  (谷川俊太郎『郷愁』、冒頭)

フォーレにおけるバーンスタイン=NYPの伴奏も、繊細の極み。
バーンスタインって、これまた意外にも、時々すごくフランス音楽の繊細さに親和する演奏を聴かせることがある。
考えてみたら、バーンスタインはナディア・ブーランジェの作曲の弟子だった。ということは、フォーレの孫弟子に当たるということだから、当然か。
サン=サーンスの方では、一転して今度は本領発揮の、豪快なヘビー級の伴奏付けてるけど。

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