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2006.05.09

マリオ・カローリ

Tirasi618先日、コンサート会場で偶然お逢いしたレックスのK子さんにご案内いただいた、マリオ・カローリのフルートリサイタルに行ってきた。
会場はムジカーザ。指揮者の井上道義氏の自宅の一部なのだそうだ。百席ほどの小スペースながら、天井が高くてたいへん聴きやすい響きがする。

J.B.ボワモルティエ/組曲第3番よりサラバンド、組曲第2番よりリゴードン
S.カルク=エラート/シンフォニッシェ・カンツォーネ
三枝成彰/青い天使
J.ドゥブリエール/5つの奇妙な小品
吉松隆/デジタルバード組曲
A.ジョリヴェ/5つの呪文より第4曲
R.ムチンスキー/ソナタ

 マリオ・カローリ(Fl)、ラファエル・ゲーラ(Pf)

いやー、強烈なフルートだった。ここまでやるか、ってくらい。まさに「目の覚めるような」、というか。いったんヤルと決めたことは情け容赦なくやる、みたいなこういう「潔さ」と「スピード」は、ある種のヨーロッパの演奏家にしかみられない質のものだ。日本のサックス吹きがこういう演奏をしたら叩かれるだろーなー、などと思いながら聴いていたが、知らぬうちにどんどん惹き込まれていった。
冒頭のボワモルティエから、非常にエモーショナルで、まるで昨日作曲されたかのような新鮮さ。現代音楽を得意としているようだが、頷けるというものだ(私の2列前に座っていた紳士は作曲家の湯浅譲二氏のような気がしたのだが…?)。しかし決して内にこもることなく、音楽自体はどこまでも開放的で明るいところが素晴らしい。
カルク=エラートという人の作品は初めて聴いたのだが、たいへん気に入った。澄みきった青空を自由自在に舞い飛ぶような明るさとおおらかさと大胆さ。こういう音楽があったのか、という新鮮な驚き。

非常に満足したコンサートだった。K子さん、ありがとうございました。

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