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2006.05.19

新人演奏会

Tirasi621日本サクソフォーン協会の新人演奏会を聴いてきた。
といっても、二夜にわたるうちの2日めだけ、しかも聴けたのは後半の3人のみだったけど。コンサート自体に興味があったというより、人に会う用事にかこつけて行ったような感じ。

それでも、田村真寛氏のシューマン(幻想小曲集)を聴けたのは良かった。新人のサクソフォン奏者の方が、こういう場にシューマン、しかもテナーで出てくるというのは、時代は変わったものだと思う。
だが、現代の最も先鋭的なクラシックの演奏家の方々というのは、野平一郎とか藤井一興といった方々を例に挙げるまでもなく、現代の音楽と同じくらいにベートーヴェンやシューマンやフォーレも見事に(その時代のスタイルで)弾くのだから、サックス界もやっとそういう世界に追いついてきつつある、のかな。
帰り路、頭の中をシューマンがエンドレスで廻っていた。

あ、それから、最初に聴いた大阪の加納星子という人はなかなか印象的だったな。あのキッパリとストレートな感じというのは東京のサックス吹きとは一味違うというか。最初は緊張していたような印象だったけど、最後に向けてだんだんふっ切れて良くなっていった。

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コンサート(2006年)」カテゴリの記事

コメント

こんにちはぁ!

新人演奏会、私も聴きに行きたかったのですが。。。
加納さん、いいコメントをありがとうございます!!
本人にも伝えておきます。

将来楽しみな人が続々出て来て、サックス界も変わっていくんでしょうね。

どうもです。
遅ればせながら、リサイタルお疲れさまでした。
(Grab it!は、東京ではジェローム・ラランという方が7月に演奏されるようです)

そういえば加納さんはあさこさんの門下なんですね。
淡路島等で関西のプレイヤーの方々の演奏を何度か聴く機会がありましたけれど、東京のサックス奏者より、何か音楽の根っこに近い部分で勝負されているような印象が共通してありますね。

ジェロームは、セルジー音楽院、パリコンセルバトワールとずっと同級生だった、腐れ縁の友達なんですよ。
7月のコンサートは、面白いプログラムですね。
ライヴエレクトロニックは、なかなか設備が揃わなくて出来ないジャンルなので、聴きごたえあると思います。
ジョドフスキーなどは、私も演奏したことあります。

演奏も性格も顔も(?)めっちゃ『濃い』人ですが、いいヤツですよ。

あさこさんの同級生だったんですか!
それはまた、一段と興味深いというものですね(^^)>7/19のコンサート

しかし「ひっつかまえろ!」という訳題には、ちょっと微笑…

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