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2006.05.09

Best of Alfred Reed

「音の輪」の記憶も新しいなか、久々に汐澤安彦氏の指揮するリードのCDを聴き返してみた。

Cd096

Best of Alfred Reed - アルフレッド・リードの世界(CBSソニー/CSCL1506)

ヴィヴァ・ムシカ、第3組曲、春の猟犬、エル・カミーノ・レアル、クィーンストン序曲、ゴールデン・ジュビリー、エルサレム讃歌
 汐澤安彦(「ヴィヴァ・ムシカ」のみフレデリック・フェネル)指揮 東京佼成ウィンドオーケストラ

録音は1982~89年。毎年、今頃の季節に出ていた「吹奏楽コンクール自由曲集(のち、単に「吹奏楽名曲集」というタイトルになった)」というレコード・CDの音源からの再編集。
「CBSソニー」なんていう会社はとっくの昔に無くなってしまったのに、今でもカタログに残っているのだから、コンスタントに売れ続けているということなのだろう。

どれも、今では日本全国あらゆるバンドが演奏し、吹奏楽界の定番となったそれぞれの曲を、日本で最初に紹介する役割を果たした録音なのだが、こうして今聴き返してみると、なんという質の高い紹介の仕方をされていたんだろう、と改めて感嘆するのだった。
私自身、世界初演ということを何度かさせていただいたけれど、参考となる音源も何もない状態から、楽譜だけを読みこんで音楽を作り出すというのは、結構しんどい作業なのです。例の『カメオ』なんて、何度か再演を繰り返した今となってみると、初演の頃は何も分かってなかったなー、などとも思う訳だし。

それぞれの演奏は、その年に出版された楽譜の新譜の山の中から何曲か選び出して、おそらくは1~2回程度のリハーサルの後に録音されたものだろうと思うけれど、それでもこうして20年以上経った今でもなお、一種のスタンダードとして聴くに堪え得る質の演奏となっている。
それどころか、例えば『第3組曲』における、まるでプロコフィエフやグラズノフのバレエ音楽みたいな「オーケストラル」な雰囲気なんて、自作自演盤をも上回るかも。

汐澤先生、すごいな。
まあ、それが、プロの音楽家、というもののすごさなのだろうと思う。

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