2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト
無料ブログはココログ

« フランス音楽アカデミー・アンサンブルコンサート | トップページ | シーズン開幕、都響&デプリースト »

2006.04.09

お題バトン「コンサート」

最近ようやく、公私ともにドタバタだった2~3月にペンディングになっていた事共を、少しずつ片付けているところ。
そういえば、1ヶ月近く前に、風・音・亜細亜のjiwa様から「お題バトン」を頂戴していたのを、すっかり放ったらかしていたのだった。さくっとやってみましょう。

[ ]の中がテーマとなるもので、私がいただいたお題は「コンサート」。
1.本棚やPCに入っている[ ]は?
2.今、妄想している[ ]は?
3.最初に出会った[ ]は?
4.特別な思い入れのある[ ]は?
5.[ ]への愛ゆえに一言物申す

最近はさすがに、一時期のようにコンサート通い年間100回超という訳にはとてもいかず、ここ数年は年間70~80回で推移しているけれど、コンサート会場に座って音楽を聴く時間というもののかけがえの無さは、私にとっていささかも変わっていない。

1.本棚やPCに入っている[コンサート]は?
こればかりは本棚やPCに入るものではないけれど、過去30年間に通ったコンサートのプログラム類は、引越し用段ボール6箱に満杯に詰まっている。
これを整理して取出し・閲覧自在にできるのは、いつのことやら。マジな話、仕事リタイア後のことかもしれない。
その頃には、自分の周りの音楽環境は一体どうなっているのだろうか。あるいは日本の国は?世界は?
家の中にタイムカプセルを置いているに近い気分。

2.今、妄想している[コンサート]は?
コンサートを聴いて得る感興は、正しく「その時点」での自分自身の感性や知識に規定される。
だから、妄想という訳ではないけれど、過去に聴いた、しかし「今の」耳と心でもう一度聴きたいコンサート、というものがたくさんあって、それらについて思いを馳せることがよくある。
例えば、1978年(高校2年生)の時に聴いた、デファイエ・サクソフォンカルテット。
ものすごく上手い、と思った記憶だけはあっても、中学生や高校生にとっては、「自分より上手い」という一点で、学校の先輩もデファイエも同じレベルで聴いてしまう、という部分がどうしてもある訳で。
あるいは、1988年に聴いた、パリ・オペラ座管弦楽団の日本公演(ジョルジュ・プレートル指揮)。
『火の鳥』の最後の金管のコラールがあんなに輝かしい音で鳴ったのを聴いたのは後にも先にもあれきりだったのだが、演奏史的に見てこのコンサートは、私が好きでCDでも親しんでいる「昔のフランスのオーケストラの音」が日本で実際に鳴り響いた、最後の機会であった、という事実が近年ますますはっきりしつつある…
(オペラ座の『火の鳥』は、鄭明勲の指揮でCDが出てるけど、記憶にあるこの時の音とは全く似て非なるものだ)
あとは、1989年に最後の来日をして全ラヴェル・プロのリサイタルを開いたヴラド・ペルルミュテール(ラヴェルの直弟子のピアニスト)のコンサートとかね。私ゃこの時、38℃の発熱をおして無理やり聴いたんだけど、意識朦朧としていてまったく覚えてないんだな。ああ。

3.最初に出会った[コンサート]は?
今はどうだか知らないけれど、東京の小中学校には、6年生なら6年生の一学年全員が東京文化会館(当時)に連れて行かれて、プロオケによる音楽鑑賞教室を聴く、という行事が必ずあった。
こういうやり方には様々な意見はあるだろうけれど、私としては、たとえ無理やりにでもそういう本格的な環境で本格的な演奏を聴かせる、という機会は、あっていいと思う。
無理やり聞かされたことがきっかけでクラシックが嫌いになる子供だって、そりゃいるだろう。でもそれは仕方がない。好き嫌いを判断するためには、何よりまずは経験することが必要なのだから。
しかも、そもそもクラシック音楽というものは、学校の体育館などで聴くより、鳴った音のすべてがきちんと聴衆に届けられるよう吟味されたコンサート会場で聴くべきものなのだ。
最近「アウトリーチ」という言葉が流行っているけれど、この原則を忘れてはいけないと思う。
初めて聴いたオーケストラのコンサートが東京文化会館(1970年代当時、日本のほとんど唯一のクラシックの殿堂)だった、というのは、結構誇らしく思える。

4.特別な思い入れのある[コンサート]は?
疲れてきたので、以下は手短に。
本家サイトをざっとご覧になればお分かりかと思いますが、自分はサックス吹きでしかもクラシック愛好家なので、両方の接点というものをコダワリの中心に置いております。
サクソフォンが使われたクラシックのコンサートだけ別建てで整理しているというのも、そのためで。

5.[コンサート]への愛ゆえに一言物申す
コンサートの数が多すぎます。
また、興味があるネタに限って日程が重なることが多い。文句言っても仕方ないんだけど。
人は同時刻に2ヶ所以上に出現することはできず、しかも各々のコンサートというものはすべて、1回かぎりの「聖なる瞬間」なのです。悩ましい限り。

個人的なポリシー上、バトンを人に渡すということはしておりません。
あしからずご了承くださいm(_ _)m

060408

(写真と本文は関係ありません)

« フランス音楽アカデミー・アンサンブルコンサート | トップページ | シーズン開幕、都響&デプリースト »

音楽随想」カテゴリの記事

コメント

突然お渡しした私からのバトンをお受取り頂き、更に、丁重におこたえ下さいましてありがとうございましたm(_ _)m
記事を拝読し、「さすがだなぁ」と素直に感心すると同時に、Thunder様の音楽人生の長さ・深さを感じられた気がしております。
改めまして、ありがとうございます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74078/9497334

この記事へのトラックバック一覧です: お題バトン「コンサート」:

« フランス音楽アカデミー・アンサンブルコンサート | トップページ | シーズン開幕、都響&デプリースト »