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2006.03.18

マウスピースだけの練習

やっと巡ってきた週末は、楽器漬けの日々と化す。本日も、既に。

サックスの、マウスピースだけを使った練習について、神戸在住のサクソフォン奏者井上麻子さんが面白いエントリを書かれているので、トラックバック。

マウスピースだけを吹く練習については、指導者の間でも賛否両論分かれていて、福岡の斎藤先生のように「全く意味がない」と仰る方から、北山研究室の北山先生のように、ご自身の奏法論の根幹に据えておられる方まで、いろいろ。

確かに、マウスピースの先に楽器本体という抵抗体があるのとないのとでは、「鳴る」という状況が全く違う訳だから、奏法という形で両者を一律に考えるのは無理がある、という意見はもっともだ。
といって、私が人を教えた乏しい経験の中でも、明らかにアンブシュアが締めすぎで良い音が出ていない人に対してマウスピースだけで音を出させてチェックする、ということはある程度の効果はあったので、要は目的(何のために、何をするか、ってこと)次第でしょう。
そもそも、その「目的」と「効果」(あと勿論、その「限界」も)をしっかりと認識した上のことであれば、どのような練習であれ「間違った練習法」というものは存在しないのでは、とも思える。

世間一般にそうなのだが、こういうふうに賛否がまっぷたつに分かれる議論というものには、必ずその分野に関する何か本質的な考察が含まれているものだ。これとて、例外ではない。

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コメント

いよいよ明日ですね。
拝聴・応援(?)しに参ります。客席でメガフォン持って声援送ります(冗談ですから(笑)
マッピ練習15分してから本体つけて練習というのが定番の高校時代でしたが、諸説あるんですね~(^^;)

応援ありがとうございます(^^)
私たちの出番は一般の10番目(13団体中)です。16:37演奏開始というタイムテーブルを頂いています。

何も考えずにマウスピースだけでビービー吹いているのでは、柔軟性のないアンブシュアが出来上がってしまうのではないかという恐れを私も感じます。
何事も目的あってのことですよね。

こんにちは中野さん。静岡の北山です。誤解されるといけないので書かせていただきます。私はけっして「マウスピースだけの練習」をすすめているわけではありません。むしろ,マウスピースだけを吹く「練習」は無意味(場合によっては有害)であると主張しているほうです。私がすすめているのは,初心者の方が自分の奏法をチェックするために「マウスピースだけのピッチを確かめる」ことです。もちろん,中野さんは理解してくださっていると思いますが。

北山先生、お久しぶりです。
コメントありがとうございました。

このへんの論議の錯綜については、「練習」という言葉のとらえ方にも原因があるように思います。
練習、あるいは練習法、という言葉には複数の内実があって、ある状態、ある目的を実現するためにすべきこと・方法論、ということもそうですし、そのある状態を継続・反復して身体に覚え込ませるための、いわゆる「おさらい」ということもまた「練習」と呼ばれます。
マウスピースだけでピッチをチェックする、というのは「練習」の前者の意味にかかわることですし、それを「おさらい」の目的としてしまったら有害でしかないだろう、とは思います。

私自身の書いたエントリの中でも、「練習」という言葉の複数の意味を無意識に混同している、あるいは読む人が混同しかねないような書き方をしていたようで、少々反省しております。

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