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2005.12.02

新着CD(フェネル&市音ほか)

cd076

海-La Mer
フレデリック・フェネル指揮 大阪市音楽団(Fontec)

もうすぐ一周忌を迎えるマエストロ・フェネルの新譜を買った。
1986~1990年にかけて大阪市音楽団に客演した際のライブ録音が発売されたのだ。

冒頭のヴェルディ「レニャーノの戦い」(フェネルの得意曲だ)から、おお、市音だ、という感じの響き。各セクションがとても立体的でかつ柔らかく、非常になんとも、ヨーロピアンな感触を醸し出している。
ベネット(シンフォニック・ソングズ)のようなオリジナル曲では、佼成woの鮮やかさというか、筋肉質なサウンドに一歩譲るところはあるけれど。
メインはドビュッシー「海」の吹奏楽編曲版。聴く前はちょっと不安だったけれど、どうしてなかなか聞かせます。ただ、この曲のこの版をライブで収録するというのは、バランスという面では結構厳しいものがあるなあ。
アンコールピース4曲入り。懐かしや「Encore!」「サヨナラ!」の肉声付き。「ワシントン・ポスト」が充実の極み。ただのマーチなのに。「どうだね、素晴らしい音楽だとは思わないかね!」というマエストロの声が聞こえてきそうな気がする。

フェネルと、先日聴いたばかりのデプリーストって、何か共通する印象がある。
巨漢の黒人であるデプリーストと小柄な(身長150cm台)フェネルでは、見てくれは勿論全然違うけれど、共に「アメリカ」の最良のありよう(シンプルで明るくあること、率直に若々しくあること、人生肯定的であること、等々)を体現しているように思える。
指揮をしていて、ときおり右腕を斜め上方に高々と指し挙げるしぐさも、両者に共通する。カッコいいんだなこれが。下手に真似をすると本当に物真似って感じでみっともないんだけど。
そういえば日本人の指揮者(斎藤メソード門下)ってあまりこのアクションをしないですね。

cd077

クライスラー名曲集~ジェラール・プーレ(Vn) (Meister Music

私の贔屓のヴァイオリニストのひとり、7月にもリサイタルを聴いた、ジェラール・プーレの新譜。
ベテランの至芸。
これこそが、「音楽」だ。…それ以上の言葉が出て来ません。

このCD、録音会場が、よこすかベイサイド・ポケットとのこと。
なんと、アンコン本番で何度も演奏しているホール。こんなに素敵な響きのする場所だったのか。

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