エリック・コーツの新譜
今月買ったCDの中に、エリック・コーツ(Eric Coates、1886-1957)の管弦楽曲の新録音がある。

エリック・コーツ「ロンドン・アゲイン」
ジョン・ウィルソン指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィル(Avie)
私の周りには、イギリス音楽好きを自称する方は結構いるけれど、このコーツを始めとするイギリス伝統のライトミュージックまでも守備範囲をする人はそれほど多くない。私の周りばかりではないが。昔から不思議に思っているんだけど(ワタシも昔、コーツが好きだと言ったおかげで散々ヲタク呼ばわりされたもんだ)。
その作品の親しみやすさと質の高さからすれば、せめてルロイ・アンダーソンの半分くらいの人気はあったっておかしくないのに。
という訳で私としても、ブログ開設以前の本家サイトの日記の頃から、機会あるごとにネタにとり上げて布教活動をしている訳なのですが。
久しぶりのコーツのCD新譜は、チャールズ・グローヴズ以来のコーツ演奏の伝統を誇るロイヤル・リヴァプール・フィルの演奏。最も有名な『ロンドン組曲』は入っていないけれど、その続編『ロンドン・アゲイン』や、初耳の曲も含むゴキゲンな1時間。
初めて聴く『3人の男』組曲(The Three Men Suite)の2曲め'The man about town'には、ダンスホールの音楽のような雰囲気に乗ってテナーサクソフォンを吹きまくる音が聞こえてくる。演奏者はRob Bucklandというクレジットがあった(おお、アポロ・サクソフォンカルテットのアルト奏者だ)。
同3曲め'The man from the sea'には、珍しくもヴォーン=ウィリアムズみたいな民謡調もあって、「普通の」イギリス音楽好きの方にもウケるのでは。
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