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2005.08.29

あとがけヴィブラート

1日、アンサンブル練習。
本番も近づいてきて、盛り上がって…きたかな?

最近、ヴィブラートに関して、ひとつ試していることがある。
長い音をエモーショナルな感じで延ばす時、ヴィブラート無しで始めて、途中から少しヴィブラートをかけるというやり方。
フランス楽派のサクソフォン演奏のスタイルでは、ヴィブラートは(弦楽器と同じく)音の頭から(ソノリテの一部として)かけるのが普通で、ある程度以上長い音にはすべてヴィブラートをかけるのか、あるいはどの音にかけてどの音にはかけないと決めるのか、細かな流儀の違いはあるにせよ、少なくとも以前の私だったらこういう「あとがけヴィブラート」は絶対にしなかったものだけれども、最近、自分の周りにこの「あとがけ」方式をとても魅力的に用いる人が増えてきたことに気がついた。
例えば、名のあるところでは、私が定期会員として聴いている都響の、フルート、オーボエの両首席奏者の方。どちらもそれぞれの楽器では日本を代表する名手である。
身近なところでは、ウチのアンサンブルの「核弾頭」、と呼ばれる某ソリスト嬢。
毎月、あるいは、練習の度に聴いているので、影響を受けたのかな。
そういえば、ウィーンで勉強してプロのサックス吹きになった古い友人のH.Mさんは、かなり昔からこのスタイルのヴィブラートを駆使していた。以前は結構違和感を持ったものだったが、最近はそんなことはなくなった。やはり、自分の感覚が変わってきたのだろう。

お気づきのようにこのやり方は、やり過ぎると演歌になってしまうので、いざ実践の際には細心のコントロールが必要だけれど、特定のスタイルに依存しない根源的な「うた」の表現を考えるに、かなり普遍的な技法のような気がしている。
特に今回の演奏会では、プーランクのトリオ(オーボエ、バスーンとピアノのための)の2楽章や、高橋宏樹さん(今年の吹奏楽コンクール課題曲「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」の作曲者)の新編曲など、「歌」の根本を問い直されるかのような曲目が多い、ということもある。

という訳で、現在進行中の「実験」は、どのような成果をもたらしますか、乞うご期待、というところ。

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