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2005.07.10

モーツァルト・オーケストラ静岡

モーツァルト・オーケストラ静岡 2005演奏会(静岡県コンベンションアーツセンター・グランシップ 大ホール「海」)

モーツァルト/交響曲第31番「パリ」
デュティユー/Sur le meme accord(同じ和音の上に)-ヴァイオリンと管弦楽のための夜想曲(日本初演)
ラヴェル/幻想曲~ヴァイオリンと管弦楽のための(VnとPfのためのソナタ・中原朋哉編)
ラドミロー/交響組曲「ラ・ブリエール」(日本初演)
サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番
 ヴァイオリン:オリヴィエ・シャルリエ
 指揮:中原朋哉

という訳で、○サーチの本番ひとつ蹴飛ばして、静岡に行って帰ってきました。すいません。

なかなか素晴らしい演奏会だったんじゃないでしょうか。
デュティユーの新作の日本初演をアマオケ(実はプロ奏者も結構入っていそうだが)がやってしまおうという、その心意気というかチャレンジがそもそも素晴らしい。演奏もその責に充分足るものだったと思う。
正直、最初のモーツァルトを聴いたところでは、わぁー、モーツァルトって難しいのね、というところもあったけれど(^^;、舞台にシャルリエが登場して2曲めのデュティユーが始まった瞬間から、一気に核心を衝いた音が出てきて、ちょっとびっくり。
この曲は予習をしていないので(CDもたしかまだ1種類しか出ていないはず)、詳しくは判らないのだが、演奏者にすれば「会心の出来」、だったのではないかと想像する。

それにしても、オリヴィエ・シャルリエ、すごいです。
ラヴェルは一昨年の初演でも別のソリストで聴いているけど(今回は改訂版との由)、はっきり言って「格が違う」。
技巧が素晴らしいのは勿論だけど、フレージングの牽引力というのか、フレーズの持続の強靱さが並外れている。
ここまでの強靱さを備えたソリストは、世界中探しても数人しかいないのではないかと思う。

「ラ・ブリエール」も、美しい曲だった。
演奏は、最初おやっという感じだったが、尻上がりに良くなった。
和声や雰囲気的にはフォーレぽい系統ながら、ケルト風味というのか、イギリス民謡調もあるので、ディーリアスとかヴォーン=ウィリアムズが好きな人も気に入るんじゃないかと思う。

さて、今日撮った携帯写真いくつか。

050710a

会場のグランシップが直結しているJR東静岡駅のコンコース。
…無駄に広い(^^;。しかも、人が全然いない。

050710b

会場のグランシップ。
これだと大きさがよく分からないが、正面はともかく、奥行きが相当ある。東京国際フォーラムみたいだ。

050710c

で、ホール内。
で、でかい。(キャパ4600だそうだ)
…これは、チケットの売れ行きが悪いんじゃなくて、会場がでか過ぎるんだと思うぞ。
7~800席のホールだったら、結構満席な感じかもしれない、という客入り。

050710d

終演後のサイン会にて、中原氏とシャルリエ氏。
シャルリエさん、写真より若く見えるかも。アンチャン、って雰囲気。
なんか知らん始終上機嫌で、私もCD(Arte Novaのデュティユー集成3枚組。シャルリエが『夢の木』を弾いている)をロビーで買って並んだのだが、シャルリエの写真がどこにあるか分からなくてブックレットを何回もめくっていたら「ハハハ、ここにいるよ、ここ!」という調子(英語)。

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コンサート(2005年)」カテゴリの記事

コメント

遠征、お疲れ様です。
お聴きかもしれませんが、元から住んでいる親戚だけでなく、近しい親族も今、静岡にいるので、その詣でも兼ねて、13日夜は静岡に行くことにしました。Thunderさんの日記を読んで、今から楽しみになってきました。

行きは東海道で景色を満喫しながら行く予定です。一泊して、帰りは高速バスで東京に直行予定です。ちょっとした小旅行でその点も今から楽しみです。

それにしても東海道線でも有数に新しい東静岡駅は本当に無駄に広いですよね。実はあの前の国道一号線はいつも渋滞しているので、もう少しまともにJRを走らせれば、交通緩和になるような気もします(並行して走る静清鉄道は結構お客さんが居ます)。グランシップももう少しまともな作り方と使い道がないのかなぁという気がしますよね。僕は通りすがっただけですが。
13日は、室内楽ホールのAOIホールでの開催なので、その点でも楽しみです。

AOIに行かれるのですね。私ももう少し仕事その他余裕があれば、新幹線で往復してでも行きたいところなんですが。
是非シャルリエを生で聴いて腰抜かしてきてください。
もし会場で中原さんを見かけたら、声をかけてみてください(このBlogをご覧になっているようです)。

AOI行ってきました。
ホール自体も素晴らしいですね。
東京のいくつかの室内楽専用ホールよりもいいホールだと思いました。

シャルリエには本当に腰を抜かしました。細かいことはとても書ききれませんが、プログラム全般を通して圧巻の一言です。静岡赴任中の近親者(決してクラシック音楽に造詣がある訳ではない)も感動していました。残念ながら決して観客は多い感じではなかったですが、聴いた後には皆、満足の表情を浮かべていました。

中原さんにも挨拶いたしてきました。いやぁ、片道2時間30分以上かけて行った甲斐がありました(その割に学割往復交通費+学生券だと都内の普通のヴァイオリンリサイタルを聴きに行くのとあんまり出費が変わらないというのがすごいところです)。

あと特筆すべきは志田さんのピアノ伴奏も非常に素晴らしかったです。

いろいろ書きたいことはありますが、ちょっと仕事もたまっているのでこの辺で。とにかく素晴らしい経験でした。

紹介してくれたThunderさん、どうもありがとうございました。同行した面々の分も含めてご挨拶申し上げます。

お疲れでした。凄かったでしょう。
私だって新星日響の定期で初めてシャルリエを聴いた時は(奇しくも同じサン=サーンス)引っくり返りそうになりましたから、よく分かります。

内々に聞いた話では、この先もたいへん興味深い「シャルリエ=中原プロジェクト」を準備中のようで、楽しみな限りです。

あと、ワタシ的には今回、前日のジェラール・プーレと続けて聴くことが出来たことが、印象深さをより決定づける一因となりました。
なにしろ、サックスで例えれば、デファイエとドラングルのリサイタルを2日間で続けて聴くようなものですから。
こんなことはもう一生ないでしょうね。

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