モーツァルト・オーケストラ静岡 2005演奏会(静岡県コンベンションアーツセンター・グランシップ 大ホール「海」)
モーツァルト/交響曲第31番「パリ」
デュティユー/Sur le meme accord(同じ和音の上に)-ヴァイオリンと管弦楽のための夜想曲(日本初演)
ラヴェル/幻想曲~ヴァイオリンと管弦楽のための(VnとPfのためのソナタ・中原朋哉編)
ラドミロー/交響組曲「ラ・ブリエール」(日本初演)
サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番
ヴァイオリン:オリヴィエ・シャルリエ
指揮:中原朋哉
という訳で、○サーチの本番ひとつ蹴飛ばして、静岡に行って帰ってきました。すいません。
なかなか素晴らしい演奏会だったんじゃないでしょうか。
デュティユーの新作の日本初演をアマオケ(実はプロ奏者も結構入っていそうだが)がやってしまおうという、その心意気というかチャレンジがそもそも素晴らしい。演奏もその責に充分足るものだったと思う。
正直、最初のモーツァルトを聴いたところでは、わぁー、モーツァルトって難しいのね、というところもあったけれど(^^;、舞台にシャルリエが登場して2曲めのデュティユーが始まった瞬間から、一気に核心を衝いた音が出てきて、ちょっとびっくり。
この曲は予習をしていないので(CDもたしかまだ1種類しか出ていないはず)、詳しくは判らないのだが、演奏者にすれば「会心の出来」、だったのではないかと想像する。
それにしても、オリヴィエ・シャルリエ、すごいです。
ラヴェルは一昨年の初演でも別のソリストで聴いているけど(今回は改訂版との由)、はっきり言って「格が違う」。
技巧が素晴らしいのは勿論だけど、フレージングの牽引力というのか、フレーズの持続の強靱さが並外れている。
ここまでの強靱さを備えたソリストは、世界中探しても数人しかいないのではないかと思う。
「ラ・ブリエール」も、美しい曲だった。
演奏は、最初おやっという感じだったが、尻上がりに良くなった。
和声や雰囲気的にはフォーレぽい系統ながら、ケルト風味というのか、イギリス民謡調もあるので、ディーリアスとかヴォーン=ウィリアムズが好きな人も気に入るんじゃないかと思う。
さて、今日撮った携帯写真いくつか。

会場のグランシップが直結しているJR東静岡駅のコンコース。
…無駄に広い(^^;。しかも、人が全然いない。

会場のグランシップ。
これだと大きさがよく分からないが、正面はともかく、奥行きが相当ある。東京国際フォーラムみたいだ。

で、ホール内。
で、でかい。(キャパ4600だそうだ)
…これは、チケットの売れ行きが悪いんじゃなくて、会場がでか過ぎるんだと思うぞ。
7~800席のホールだったら、結構満席な感じかもしれない、という客入り。

終演後のサイン会にて、中原氏とシャルリエ氏。
シャルリエさん、写真より若く見えるかも。アンチャン、って雰囲気。
なんか知らん始終上機嫌で、私もCD(Arte Novaのデュティユー集成3枚組。シャルリエが『夢の木』を弾いている)をロビーで買って並んだのだが、シャルリエの写真がどこにあるか分からなくてブックレットを何回もめくっていたら「ハハハ、ここにいるよ、ここ!」という調子(英語)。
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