マーラー5番、地震付き
モーツァルト/フルート協奏曲第1番(Fl:高木綾子)
マーラー/交響曲第5番
若杉弘指揮 東京都交響楽団
会場の所沢ミューズホールといえば、須川さんのクレストンのコンチェルトと「シェエラザード」を聴いた(ライブCDにもなっている)東京佼成woの演奏会がすごく印象に残っているんだけど、もう10年以上も前なんですね。
今日は都響得意のマーラー、かつ私自身は一度も生で聴く機会のなかった若杉のマーラーということで、少々遠いが足を伸ばしてみた。
最寄り駅の航空公園(西武新宿線)駅前には、YS-11の実物が。
昔見た、羽田空港に発着していたYS-11は、周りの大型ジェット機たちの間では圧倒的にかわいらしかったけれど、近くで見ると意外と大きい。
開演。1曲めは高木綾子のモーツァルト。オケは弦が8-6-4-4-2という小編成。なかなかよございました。つうか、高木さんって結構素晴らしいプレイヤーだったのね、と初めて知った。日本コロムビア専属の美人演奏家ということで、今までまともに聴く気が起こらなかったのだが、この人は本物の「音楽家」だ。
プロフィールをよくよく読んでみたら、管打楽器コンクール第1位、日本音楽コンクール第1位なんて、並の演奏家のキャリアではない。己の不明を恥じました。
「美人」かどうかはまあ、人それぞれの好みもあろうと思うが、ワタシ個人としてはこういう顔の女の人はちょいと苦手。でも笑った顔はかわいいです。
休憩後のマーラー5番。冒頭、首席奏者高橋敦氏のトランペットが見事に決まり、一気にマーラーの世界に引き込まれる。そう、こうでなくちゃ!
都響のマーラーは、過去10年間でインバルとベルティーニによる交響曲全曲サイクルを二度も聴いているけれど、改めて聴くとやはり、こなれ方というか、響きの作り方への確信のようなものが格別だ。
スコアに指示されている「木管のベルアップ」なんかも、ここまでやってくれるオケはなかなかないだろうと思う。視覚的にも、見物だった。
今日は、若杉さんの説明過多でテンポがいまいち安定しない振り方が少々気になったけれど(^^;、遠くまで聴きに来た価値はあった。
第4楽章、美しいアダージェットの真っ最中、かなり大きな地震(震度4~5だったらしい)。演奏は特に中断することなく続行。
フィナーレ(第5楽章)で何か緊張感が途切れたような気がしたのは、地震のせいかそれとも別の要因か。
終演後、西武新宿線で高田馬場に戻ると、JR全線運転stopとの掲示。ありゃりゃ。西武線は何事も無かったように動いているというのに。
地下鉄も止まっているようなので、そのまま新宿に出て、タワレコで少々時間を潰すも(収穫は無し)、運転再開の気配もないので、かろうじて動いていた都営大江戸線経由で帰宅。演奏会が終わったのは5時なのに、家に帰り着いたのは9時半でした。
JR、復旧に時間かかり過ぎ。根性足りねーぞ。
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