2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト
無料ブログはココログ

« Musical Baton | トップページ | フォーレの「ペレアス…」日本初演 »

2005.06.28

都響【トゥランガリラ】

tirasi539東京都交響楽団 第611回定期演奏会(東京文化会館)

原田節/薄暮、光たゆたふ時~オンドマルトノとオーケストラのための
メシアン/トゥランガリラ交響曲
 ピアノ:野平一郎、オンドマルトノ:原田節
 指揮:井上道義

いやはや、ものすごい演奏会だった。曲もものすごいし。
東京文化で聴く「トゥランガリラ」は、音のリアリティというか、こちら目がけてまともにぶつかってくる響きの威力に圧倒される(さすがに、あまりに長い曲なので途中ちょっと意識を失ったが)。
「がぁーーごぉーーげぇーー、ぱららららら、ひょい~~~ん、きゃこきゃこきゃこきゃこきゃこきゃこ」なんていう感じの音がさっきから頭の中をぐるぐる回っています。
「トゥランガリラ」とは、愛の歌というような意味なんだそうだが、このウルトラ兄弟勢揃いみたいな極彩色の音楽が表現する愛とは、どんな愛なんだろう。誰かが書いていたが(出典を思い出せないのだが)、地球人を救うためにやってきたウルトラマンが、怪獣と戦って地球人の住む家やビルを踏みつぶしてしまうような、超越的な愛、とでも言うのか。
演奏も、これだけエキストラを大量投入した巨大編成ながら、随所で聞こえてくる艶やかで色彩的な音色や、自発的で正確なリズムなど、日頃都響というオケで聴ける長所をちゃんと残していて、感心。

ステージ上の並び方が変わっていて、舞台平面の左手に大量の打楽器群、右手に管楽器群、真ん中に左からVn1、Vn2、Va、ひな壇の1段めと2段めにチェロ、一番上にコントラバスが横1列(10人!)。各群の音色が明確に対比されていて、なるほどと思った。
原田さんのオーケストラ作品というのは初めて聴いたのだが、題名からの印象のとおりの不定形な音楽ながら、オーケストラから出てくる音色のイメージが明瞭に把握されていて、ちょっと驚いた。オンド奏者としては勿論ずっと前から名前を知っていたけれど、ここまでちゃんとした作曲ができる人だとは失礼ながら初めて知った。

« Musical Baton | トップページ | フォーレの「ペレアス…」日本初演 »

コンサート(2005年)」カテゴリの記事

都響」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74078/4738532

この記事へのトラックバック一覧です: 都響【トゥランガリラ】:

« Musical Baton | トップページ | フォーレの「ペレアス…」日本初演 »