オルフェウスを聴く
オルフェウス室内管弦楽団 東京公演(サントリーホール)
シベリウス/組曲「ペレアスとメリザンド」より
プロコフィエフ/古典交響曲(交響曲第1番)
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲(Vn:ジョシュア・ベル)
4年ぶりに聴いた「元祖・指揮者なしのオーケストラ」オルフェウス。
いやはや、巧いもんです。
「古典」のフィナーレの超絶技巧を、全く乱れを見せず鮮やかに(しかもおっそろしい急速テンポで)弾いてのけるかと思うと、1曲め「ペレアスとメリザンド」やアンコールのバルトーク「ルーマニア民俗舞曲」(アンコールでこれを全部聴けるとは思わなかったぞ)では、おおっと思うような大胆なアゴーギグの変化をぴたっと揃えてくる。
百人のフル編成オケならともかく、このくらいの(30人位)編成を指揮者なしでまとめるのは、実のところ予想するほど困難ではないのだが、オルフェウスの凄いところはただ揃っているだけではなく、まるで指揮者がいるような有機的で面白い表現が出来るところだ。
これは各プレイヤーがプロフェッショナルに完成された技術と自発性と、同時に全体を見通す洞察力と協調性を完全に兼ね備えていなければ、不可能なことです。
私自身、アマチュアとはいえ十数人編成の指揮者無しアンサンブルで演奏している身として、大変参考になった。
そういや4年前の時は、ブランフォード・マルサリスがソリストで、イベールのコンチェルティーノ・ダ・カメラを演奏したんだったっけ。ちょうど私自身がこの曲(イベール)を吹くという騒動の真っ只中のことで、指揮者なしでこの曲が出来てしまうということに心底驚いたものだった。…いや~そんな事もありましたなあ。
「ペレアスとメリザンド」が5曲の抜粋だったのが、ちょっぴり残念(オリジナルの組曲は8曲)。コーラングレの音色や全体の(小編成ならではの)ひそやかな感じがイメージにぴったりだっただけに、「間奏曲」で威勢よく終わっちゃった(メリザンドが死なないまんま幕)、というのは、うーむ…
書き上がったのはもう1時間以上前なのだが、サーバーが混んでいてココログに全くアクセス出来ず、こんな時間になってしまった。眠いじょ。
夜中零時頃はどこのサイトも混んでるけど、特にココログはここ連日、この時間帯はブログに接続するまでに5分も10分も待たされたり接続出来なかったり、という状態が続いている。なんとかしてくれえ。
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