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2005.05.16

新着CD【デゾルミエール】

ヤフオクに新古品が800円で出ていたので、思わず落札したCD。

cd037

イベール/ディヴェルティスマン、プーランク/バレエ組曲「牝鹿」、ショパン(デゾルミエール編)/レ・シルフィード
 ロジェ・デゾルミエール指揮 パリ音楽院管弦楽団(LONDON)

デゾルミエール(1898~1963)。フランスの指揮者の中でもかなりにマニア好みの方のようで、私も実際に聴くのは初めてだったのだが、いざ聴いてみたら非常にキビキビとしたモダンな演奏をする人だったので、ちょっと驚いた。
調べてみたらこの人、マルティノンの師匠だそうだ。なるほどね。どちらも、作曲家兼業の指揮者ならではの明晰さのようなものを共通して感じる(あとマルケヴィチとか、ちょっと違うけどブーレーズとか)。ショスタコーヴィチの交響曲第5番のフランス初演も振っているらしい。もう少し長生きしていたら、フランスの指揮者業界地図はかなり違っていたんじゃないかと思われる。
1950&1951年のモノラル録音ながら、当時のDECCAご自慢のffrr録音による素晴らしく鮮明な音で、とても50年以上前の録音には聞こえない。ヘタな最近の録音よりよほどリアリティを感じる。


一昨日のユースwoの感想で、天野さんの曲を「濃度が同じ」と書いたら、珍しく複数の方よりメールにて反応があった。
曲の良し悪しの問題というより、オーケストレーションの問題、演奏の問題、あるいは「吹奏楽」という媒体の問題があるのではないかと、まあそういうところ。

天野さんの最近の吹奏楽曲を聴いた機会は数回しかないけれど、どれもあんまり強い印象というのが無いんだよね。
演奏のせいなのかな。吹奏楽コンクールの全国大会みたいな場で聴けば、強い印象を持てるんだろうか。
もしかしたら曲自体に、中途半端な演奏というかアプローチを許容してしまう性質があるのかも、とも思う。

誤解の無いように言っておくけれど、私自身は、天野さんのことは20年以上前、バリバリの現代音楽を書かれていた頃から存じている。今は無くなってしまった青山タワーホール(現代音楽の殿堂)で、天野さんの作品発表会(のようなもの)が開かれた時、大学生だった私がなぜかステージ係のバイトをしていたとか。
打ち上げまでご一緒させていただき(これまたなぜか三善晃の「管弦楽のための協奏曲」の話題で盛り上がったり)、無知だった当時19歳の自分にとっては、「音楽」という特別な世界のまさに最先端に接した、初めてに近い経験で、鮮烈な印象を残したのだった。

…そんなわけで、天野さんの吹奏楽曲に接する度に、「この人の才能はこんなもんじゃない筈だが、」と思ってしまうのは、まあ、ある程度仕方のないことかと。

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