ブラームス=シェーンベルク/ピアノ四重奏曲
この週明けは公私共に様々なトラブルやアクシデントに見舞われ、呑気にBlogなんか書いてる気にもなれなかった。世間的にも尼崎をはじめ大きな事故が続出している。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。…
昨日は都響のAシリーズ定期(東京文化会館)だっのだが、間に合わず聴けなかった。
ということで、メインプロだったタイトル曲のCDを、家で聴く。

ブラームス(シェーンベルク編)/ピアノ四重奏曲ト短調op.25
ブラームス(ベリオ編)/クラリネットソナタ第1番op.120-1(Cl:ジェイムズ・キャンベル)
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドン交響楽団(CALA)
私が持っているのはこのCDだけだが、他に準・メルクル指揮N響のライブ盤というのがあって、演奏自体はそちらの方が良かったような記憶がある。どうでしょう。
それにしても、いやぁ、何度聴いても、面白い曲だ。旋律の動きとか和声はブラームスなのに、音色や響きは完全に20世紀前半のそれなんだもの。ミュート付きの金管に大量投入された打楽器(シロフォンとか)と、これがブラームスぅ?って感じ。3楽章中間部のド派手な行進曲調など、原曲が想像つかない。ラヴェル編曲の「展覧会の絵」に近い、再創造の世界だと思う。
なぜこの編曲が「展覧会の絵」ほどメジャーにならないのかというと、多分「シェーンベルク」という名前に、普通のクラシック好きの人は拒否反応があるんじゃないかな、という気がするが。
だからむしろ、吹奏楽編成にでも編曲して、吹奏楽コンクールとかで演奏してみたら受けるんじゃないか。4楽章の無窮動風の動きなんか、プロコの「ロメオとジュリエット」みたいだし。誰か書きませんか。
このCD後半には、ルチアーノ・ベリオ編曲のクラリネットソナタ管弦楽版というのが入っている。
6年前、オペラシティ文化財団の招きで来日したベリオの指揮、ポール・メイエのクラリネットで、この編曲を聴いたことがある。オケは都響だったが、まるでイタリアの地方オケみたいな明るくも素朴な音色を出させていて、ベリオの指揮ぶりに感心したものだった。
それが、生きているベリオを見た最初で最後の経験だったけど。
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