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2005.03.09

【訃報】セルジュ・コミッショーナ

5月9日にオーボエのモーリス・ブルグJTアートホールで室内楽の演奏会を開くそうで、今日(8日)が発売日だったのだが、昼間はぴあに電話なんかしてる暇もなく仕事に追われ、夜になってやっとWebで確認してみたら、既に全席完売でした。
力抜けたぁ…

都響に何度も客演した、ルーマニア出身の指揮者セルジュ・コミッショーナの訃報を知る。76歳。
際立った個性を聴かせるタイプではない職人的指揮者で、主にアメリカとカナダの地方オケでキャリアを積んだという経歴もそうだけど、あまり日本で人気が出るような類の指揮者ではなかったかも。実際、まだ全然ニュースにもなっていないようだし。
だけど、手際がよく、しかしそれでいてこれ以上ないほど良心的な音楽づくりは、私はとても好感を持っていたのだが。
2001年暮れの、ブリテンの4つの海の間奏曲にウォルトン『ベルシャザールの饗宴』という演奏会、あと1996年のチャイコフスキー『マンフレッド交響曲』(同郷の指揮者シルヴェストリに敬意を表して採り上げたとのことで、いつになく熱い演奏だった)が印象に残っている。

tirasi515

2001年の『第9』公演。都響を最後に指揮した演奏会となった。…

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音楽随想」カテゴリの記事

コメント

トラックバックありがとうございます。コミッショーナがそういう形でシルヴェストリに敬意を表していたとは知りませんでした。ルーマニアにいた頃親交があったのでしょうね。Thunder様のブログもこれから楽しみに見させていただきます!

コメントありがとうございました。ご挨拶が遅れました。
コミッショーナの件、こちらでは相変わらず全く話題になっておりませんで、やっぱり忘れられてるのか、と悲しい思いをしていたところだったので、ああ、やっぱりご存じの方はご存じなのね、と思いトラックバックさせていただきました。
『マンフレッド交響曲』は、これはシルヴェストリの得意のレパートリーだったので今回演奏した、という意味のことを当時のインタビューで読んだ記憶があります。

都響には70年代からしばしば来演していたようで、渡辺暁雄の次の音楽監督候補にも挙がっていた、という話が、先日読み終えた草刈津三さんの本に書いてありました。
近年は日本のオーケストラにも、超メジャーな大物指揮者がぞくぞく来るようになってきましたから、そんな中ではコミッショーナの名前は相対的に地味なものになってしまったのでしょうね。

コミッショーナ、随分前から日本のオケに客演していましたから、名前は知っていましたが、私は昨年11月に当地パリで初めて聴きました。56年にブザンソン指揮者コンクールで優勝しているそうで、仏オケへの客演も少なくなかったのですが、やはり地味なのか、新聞評に取り上げられたことも殆ど無く、逝去も報じられているもの、残念ながら全く注目されていないのは日本と同じです。
コンサートは、指揮者への興味と並んで、珍しくエネスコの交響曲第1番がプログラムにあったのと、今で一度も聴いたことのないルーマニアのオケ(ルーマニア国立放送管)が聞けるので出掛けたのですが、危惧に反してオケも中々優秀、何より彼の指揮が見事でした。ラテン系指揮者のエネスコとしては、音色感も地味でしたが、テンポ・ダイナミック共に無用の強調は全くせずに、音楽の大きな形をしっかり押さえて頂点を形作る力量は堅固で老練なもので、オケからも大きな拍手を受けていました。私にとっては、彼の実力を漸く意識し、今年2月のパリ室内管への客演に行けず(ハイドン、グリーグ、エネスコ、ストラヴィンスキーという面白いプロでした)、残念に思っていた矢先の訃報でした。

>助六さま
コメントありがとうございました。
やはり、ご自身の出自であるルーマニアにはかなりのこだわりを持っていたようですね。エネスコ、聴いてみたかったです。
パリ室内管は昨年、ジョン・ネルソンの指揮で日本に来たのを聴きましたが、いいオケだと思いました。直前に聴いた鄭明勲率いる放送フィルよりも、個人的には余程気に入った位なのですが…
助六さまはパリにお住まいなのですね。また気が向いたらお話をお聞かせください。

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