三宅島支援コンサート
土曜日の昼は、都響の三宅島支援コンサート(東京芸術劇場)に行ってきた。
チャリティコンサートということで、ロビーには三宅島の噴火前の写真パネルがずらっと展示してあったり、三宅島の火山灰で色付けしたというガラス器(美しい青色の色が付く)を即売していたり(大盛況だった)、いつもとはちょっと違う雰囲気。
第1部
チェロ・アンサンブル
クレンゲル/讃歌
ヴィラ=ロボス/ブラジル風バッハ第5番(Sp山本真由美)
金管アンサンブル
J.S.バッハ/管弦楽組曲よりブーレ、アリア、バディネリ
ワーグナー/歌劇『ローエングリン』より 第3幕第3場「行進曲」
第2部(オーケストラ)
ビゼー/『アルルの女』第2組曲
ラヴェル/ボレロ(以上 指揮:小泉和裕)
もともとフルネが出演ということでチケットを取ったんだけど、承知のごとくキャンセルとなり、代役に小泉さん。ちょっと(ちょっとどころでなく)がっかりしたけど、まあ仕方ない。フルネさん、大事をとって今日も静養しているそうだが、とりあえず普通のレベルまでは回復しているらしく、ホッとする。
演奏会はそれでも、第1部のアンサンブル演奏が非常に聴き応えがあり、予想外に楽しめた。都響の9人のチェリスト総出演によるクレンゲル『讃歌』が、たいへん美しく感動的な音楽で、Saxアンサンブルでやってみたくなった。10人編成の金管(Tp4+Hn2+Trb3+Tub)にオルガンも加わったワーグナーも、非常にそれらしく演奏も気合が入っていて、爽快な気分。
第2部。
小泉さんの指揮は、勿論フルネとは流儀が全然違うけれど、オーケストラの持てる力をストレートに解放させるという点でなかなか聴くべきものがあると思った。「ファランドール」の最後なんか、都響じゃないみたいにパワフルだったし。
結果的には結構満足して家路につく。
ちなみに、ボレロのS.Saxは大森さん、T.Sax(&ビゼーのA.Sax)は宗貞さん。黄金コンビだ。
今日は新着CDもあるんだけど、それはまた日を改めて、ということで。
さて、明日はなめ練。これからちょいと仕事しないと。
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