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2005年1月

2005.01.30

バン民

今日は「なめら~か」練習日。
昨夜のblogに書いた「仕事」が片づいたのが結局明け方の5時過ぎだったので、11時近くまでひと眠り、午後の練習に間に合うように行く。
何やってたのかというと、『バンドのための民話』をSax十重奏に書き直すということをやっておりました。

手書きのスコアを縮小コピーして全員に配り、初見で合わせる。
いや~、ウケた。
ほとんど皆、中学生とか高校生の時に吹いたことのあるだろう曲だけに、あちこちで勝手にrit.とかしてくれるし、音符の書き間違いの指摘とかもどんどん来るし、初見とは思えませぬ。

folklore

こんな感じ
未だにコンピュータ不使用なので、パート譜作成に関してはご迷惑をかけております。
スコア書き自体は夜9時頃に作業を始めたんだが、それでもそんな程度の時間で終わってしまうのね。
去年書いた『イギリス民謡組曲』なんかに比べても、比べ物にならないほどシンプルな譜面ヅラ。
これだけシンプルな音符の並びで、こんなにインパクトの強い曲というのもしかし、書こうと思って書けるものではない。改めて、ちょっと感心。

#団員が1名増えた。
 ばんざーい

三宅島支援コンサート

tirasi505土曜日の昼は、都響の三宅島支援コンサート(東京芸術劇場)に行ってきた。
チャリティコンサートということで、ロビーには三宅島の噴火前の写真パネルがずらっと展示してあったり、三宅島の火山灰で色付けしたというガラス器(美しい青色の色が付く)を即売していたり(大盛況だった)、いつもとはちょっと違う雰囲気。

第1部
 チェロ・アンサンブル
  クレンゲル/讃歌
  ヴィラ=ロボス/ブラジル風バッハ第5番(Sp山本真由美)
 金管アンサンブル
  J.S.バッハ/管弦楽組曲よりブーレ、アリア、バディネリ
  ワーグナー/歌劇『ローエングリン』より 第3幕第3場「行進曲」
第2部(オーケストラ)
 ビゼー/『アルルの女』第2組曲
 ラヴェル/ボレロ(以上 指揮:小泉和裕)

もともとフルネが出演ということでチケットを取ったんだけど、承知のごとくキャンセルとなり、代役に小泉さん。ちょっと(ちょっとどころでなく)がっかりしたけど、まあ仕方ない。フルネさん、大事をとって今日も静養しているそうだが、とりあえず普通のレベルまでは回復しているらしく、ホッとする。

演奏会はそれでも、第1部のアンサンブル演奏が非常に聴き応えがあり、予想外に楽しめた。都響の9人のチェリスト総出演によるクレンゲル『讃歌』が、たいへん美しく感動的な音楽で、Saxアンサンブルでやってみたくなった。10人編成の金管(Tp4+Hn2+Trb3+Tub)にオルガンも加わったワーグナーも、非常にそれらしく演奏も気合が入っていて、爽快な気分。

第2部。
小泉さんの指揮は、勿論フルネとは流儀が全然違うけれど、オーケストラの持てる力をストレートに解放させるという点でなかなか聴くべきものがあると思った。「ファランドール」の最後なんか、都響じゃないみたいにパワフルだったし。
結果的には結構満足して家路につく。
ちなみに、ボレロのS.Saxは大森さん、T.Sax(&ビゼーのA.Sax)は宗貞さん。黄金コンビだ。

今日は新着CDもあるんだけど、それはまた日を改めて、ということで。
さて、明日はなめ練。これからちょいと仕事しないと。

2005.01.29

ロス=アンヘレス逝去

ソプラノ歌手のビクトリア・デ・ロス・アンヘレスが亡くなっていたようだ。
もう10日以上前の話だ。全然知らなかった。新聞(朝日、毎日)にも載らなかったし。

ショーソン『愛と海の詩』、ラヴェル『シェエラザード』、それにカントルーブ『オーベルニュの歌』など、よく聴いたものだ。
まるで呼吸がそのまま歌になったような、自然な魅力にみちた声。そういえば「クラシックの声はなんか不自然で好きじゃないけど、ロス・アンヘレスだけは別」と言った知人が昔いた。

11年前だったが、引退記念のツアーの一環?で最後の来日をし、都響の定期のソリストとして登場したのを聴いた。
ロドリーゴの『3つの歌』と、ファリャの『7つのスペイン民謡』を歌ったんだったかな。
あの時点でもう70を過ぎていたことになる。サントリーホールの舞台に出てきた時の、存在感の大きさには、ちょっと圧倒された。

前述のショーソン、ラヴェル等は、こんなCDになっている(東芝EMI)。

cd006

いかにも統一デザインのシリーズ廉価盤ってジャケットだけど、演奏は素晴らしいです。
60年代のラムルー管、パリ音楽院管の音色も、最高。


「京都フランス音楽アカデミー・スペシャルコンサート」へのリンクを本家サイトのトップに掲示しました。
このコンサート、毎年時間のある限り聴きに行っているんだけど、今年は悪い予感がした通り、パリ管のボレロの日と見事に重なってる(>_<)。
P席(ステージ後方)のくせに1万4000円もしたパリ管のチケット、今更手放す気はないが、残念だなあ。今年は曲目がとてもいいだけに。京都公演行っちゃおかな?

フランス音楽を愛好する方、室内楽が好きな、或いは室内楽を実践されている方には、是非お薦めのコンサート。
絶対に聴いて損はしません。

2005.01.26

フルネ降板~都響定期

tirasi504都響HP・新着情報より

> 1月26日当楽団第601回定期演奏会(サントリーホール)に出演を予定しておりました指揮者ジャン・フルネは、過労による高血圧のため、25日夕刻、医師より安静を要するとの診断を受け、出演が不可能となりました。

http://www.tmso.or.jp/new/

エ~ッ、という訳で、本日の都響定期、指揮者無しとなった。
とりあえずある程度練習は出来ていたので、ここでヘンな代役を立てるより、フルネさんの音楽を大事にして自力で臨もう、ということらしい。
曲目は『フェードル』序曲が取りやめとなり、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番(Pf伊藤恵)、デュカス/交響曲、の2曲。

で、感想なんだけど…
私とて楽器吹きの端くれ、指揮者なしの演奏が(特にデュカスほどの大きな、しかもあまり演奏したことのない曲の場合)どれほどの困難を伴うか、少しは分かっているつもりだ。
しかし、今夜は、「完璧」だった。
それ以上にしかも、聞こえてくるのは1から10まで、フルネの音楽だった。滞る寸前の微妙なテンポで澱みなく流れていくところといい、楽器の数が重なる毎に逆に透明感を増すかのような音色の作りといい、ちょっとした繋ぎのワンフレーズに至るまで、月並みな言い方だがまさに「フルネが乗り移った」かのように流れる。
すごい。これこそプロの技だ。
こういうことを可能とするのが、プロというものなのだ。ショックに近い感動。脱帽です。

ステージの中心には、主のいない指揮台。
終演後のオーケストラには、いつにない熱い拍手が贈られた。

このデュカスの『交響曲』、私の大好きな曲で、書きたいことは多い。
でも、今日のところはとりあえずいいか、って感じ。(なんだかもう細かいことはどうでもいい)
とりあえずフルネさん、早く回復して欲しいです。

2005.01.25

東関東大会の記憶

tirasi503夢のような週末を過ごして、社会復帰後まる2日。
旅行→本番、という特殊な時間の流れが、日常の時間の流れの中に融けて、解体していった。

22日。前泊地の益子は、陶芸で有名な栃木県の町。
アルトのTセンセの車にとめちゃん氏と同乗、Tセンセの中学の生徒4人を乗せた車(運転はそのうち1人のお母さん)とつるんで、常磐道を北上。
中学生たちは全員ジャージ姿。「ジャージ姿でどこでも居られるってのは中学生の特権だよね」「電車の中でモノが食える女子高生の特権みたいなもんだな」と、とめ氏と言い合う。
常磐道から北関東道へと入り、益子へ。ぜんぜん観光地化していない、静かな街だった。人もいないし道もすいている。田んぼや山の木々の間の地面には、うっすらと雪が残っていた。
宿(町内ではかなり大きな方と思われる温泉付きホテル)には4時頃着。ソプラノM山氏は遅れて来るので、早速借りていた宿の離れの会議室にて、中学生たちの練習&指導を開始。私もとめ氏もよく知っている曲なので、一緒になってあーだこーだ口を出す。(22日に携帯から投稿した写真はこの時のもの)
やがて、M山センセとその中学の生徒(こちらはフルート三重奏で出場)が到着。
夕食後は、フロートの練習、M山氏、Tセンセそれぞれの生徒たちの指導、と目まぐるしく時間が過ぎていった。

明けて23日。本番の会場の結城市は、益子からは車で1時間弱。県は茨城だが、栃木との県境に近い北関東の古都。
会場に着いてからは、自分たちの出番と、M山氏、Tセンセそれぞれの生徒たちの出番が入り乱れ、なんか知らんドタバタしているうちに終わってしまった。

我々の出来は、まあこんなもん、というか、予想通り(つうか、今までが出来すぎ)ってところ。
フロートという団体は、技量はそれなりにあるけど、各人の育ってきた環境も音色も音楽性もバラバラ、あまりにも個性が強い上にしかも練習をしないから(今回だって年が明けてから1回しか集まってない。あ、前日ホテルで合わせたから2回か(^^;)、東関東レベルでシビアにアンサンブルの精度を審査されるとなると、ちょいと厳しい。
まあ、我々は自分たちの実力も限界もよく分かっているから、人(審査員)が何を言おうと別に構わないんだけどね。
…時々、オレ達はいい歳して、たった5分の演奏のために何をこんなにムキになってるんだろう、と自問することがある。

今回嬉しかったのは、自分たちのことより、Tセンセの生徒たちが33分の2の激戦を制して全国大会へ進んだこと。
Tセンセ、自分のことよりも生徒たちの方が気になって仕方ないという風で、前日のホテルでも、フロートの合わせの方はそこそこに、音出し可の夜11時ぎりぎりまでほぼ時間いっぱい生徒たちの指導に精出していた。
ここに来る前も、午前中は学校で練習していた筈で、少しは休ませてあげれば良いのに、とこっちは心配にもなるのだが、子供というのは、朝9時から夜11時まで楽器吹きっぱなしでも「そういうもの」だと思ってしまえば別に苦ではないらしい。産業革命の時代の子供労働者みたいなもんか。

それにしても、またもや「デザンクロの1楽章」! 我々フロートが1999年の3月に、この時の東関東の29分の1の戦いをクリアして全国大会に出場した時も、やはりデザンクロの1だった。「デザンクロの1」伝説再び。
この曲はある意味、サクソフォン四重奏という演奏形態でしかあり得ない響きと音楽性、音楽の内容が必然的に要求する編成をアピールできる、希有な作品なのかもしれない、とも思う。

3月の所沢では、我々の分まで頑張ってくれることと思います。
自分たちの成し遂げたことの素晴らしさを自覚しつつ、驕らず真っ直ぐに成長していって欲しい、と願わずにはいられない。

2005.01.22

益子にて

前泊地の益子のホテルに着いています。中学の部に出場する、アルトのTセンセの勤務先の学校の生徒チームと合流。生徒たちの練習を見ているところ。
曲はデザンクロの1楽章。曲が曲だけに、言えば言うことは色々あるんだが、しかしまあ、よく吹くもんです。感心。
p252is0004325629.jpg

2005.01.21

都響600回定期

tirasi502仕事を早めに退けて、明後日の本番に備えてリードを買おうと思ったのだが、どうやら今、バンドレンの青箱テナーの3半がどこの店でも払底しているらしいことが判った。仕方ないので以前使っていた3番を買う。まあ、現在リードケースに入っているリードだけでも間に合わないことはない、が。
アルトでは3番を使っているので、本当はテナーでも3番が吹けるよう奏法の調整をしなければいけないのかもしれない…

東京都交響楽団第600回記念定期演奏会を聴く(東京文化会館)。
ロビーには昔の定期公演のポスターやチラシなども掲示され、祝祭定期らしく賑やかだ。

 R.シュトラウス/家庭交響曲(指揮:小泉和裕)
 P.デュカス/『ペリ』より ファンファーレ
 同 /魔法使いの弟子
 M.ラヴェル/『ダフニスとクロエ』第2組曲(以上 指揮:ジャン・フルネ)

前半と後半で2人の指揮者が登場したが、オーケストラの音が全く違うもので、正直驚いた。指揮者によって音色が変わるのはしょっちゅう経験するところだが、こうまではっきりと違いが分かるというのは、一種痛快でもある。
小泉さんの、上下左右1.5mの空間をフルに使ったダイナミックな指揮ぶりから出てくる明快きわまりない音も勿論良いのだが、都響はやはり、フルネさんの指揮が一番だ。
『ダフニスとクロエ』の「夜明け」の響き。古代の人間にとって、夜の闇というのは恐ろしいものだったろう。単に音による情景描写という以上に、その恐ろしい闇を消し去ってくれる「日の出」というものへの、崇高な感謝をそこに聴く。「無言劇」の素晴らしいフルートソロを経て、91歳というその年齢が信じられない力に満ちた「全員の踊り」へ。
コンマスの矢部達哉さんが言ったように「もはや指揮をするというのではなく、作曲者のメッセージを伝えるために、ただそこにいる」、という、超越したそのあり方。すごい。本当にすごい。

終演後はロビーでそのまま、定期600回記念の謝恩パーティが開かれ、会費1000円で誰でも参加可ということで、出席してきた。
ウワサのメトロポップ・Jazzオーケストラ(都響団員によるビッグバンド。サックス担当は、オーボエ、クラ、ファゴットの団員さん)を初めて聴くことが出来た。
A列車で行こう、煙が目にしみる、ブラジル、ムーンライト・セレナーデ。盛り上がった。

metropop


さあて、明日は私もテナーサックス担いで、益子(アンコン東関東大会の前泊地)に向けて出発です。
プチ演奏旅行。ビータ、って奴ですね。
頑張ろ。

2005.01.20

新着CD(1/20)

宗貞啓二氏のCDを聴いた。
ずいぶん前に出ていたようなのだが、やっと入手したのだ。

cd004

宗貞啓二/ベル・カント(Brain Music)

続きを読む "新着CD(1/20)" »

2005.01.18

急告

きたる21日(金)に開催される、東京都交響楽団第600回記念定期演奏会(東京文化会館)の舞台に、ご存じとめちゃん氏所有のバスサックスが乗ることになりましたので、お知らせします。
プログラム前半の、R.シュトラウス『家庭交響曲』で使われます(この曲のオーケストレーションには、ソプラノ、アルト、バリトン、バスというヘンテコな編成のサクソフォンが含まれる)。
実は16日のユースの演奏会(とめちゃん氏も出演していた)の終演後の楽屋に、今回バスを担当される波○江さんが現れ、そのまま楽器を借りて行かれたのでした。

非常にめでたくまた晴れがましい場ですし、なかなかあることではないと思いますので、ここでも告知させていただきます。
演奏会の詳細はこちら
私としては、演奏会後半、20年来のファンでもある巨匠ジャン・フルネの登場もまた、楽しみ。

オーケストラつながりということで、もうひとつ違う話題。
NHK交響楽団テューバ奏者の多戸幾久三氏が、先週15日のN響定期公演を最後に、同団を定年退職されたそうだ。
私がクラシック音楽を聴き始めた中高生の頃、よくテレビでお顔を拝見した、在りし日のN響のスタープレイヤー達(北村源三、千葉馨、伊藤清、小出信也、小島葉子、浜中浩一、百瀬和紀、etc.…)が、これでほぼ全員退団されたことになる。…ちょっと、寂しいな。

2005.01.17

ユース

hasimoto日曜日。今日も横殴りの冷たい雨。この季節に2日も続けて雨が降るなんて、カンベンしてくれェ。

ユース・ウィンド・オーケストラのウィンター・コンサートに行ってきた。
私の古巣の楽団。早いもので辞めてからもう6年も経つのに、舞台上にも客席にもまだまだ知り合いの顔は多い。
会場は杜のホールはしもと。昨年11月、アンサンブルコンテストの予選で吹いた会場。橋本駅前の再開発に伴って出来た新しい駅ビルの7階で、ホールの入口の吹き抜けを見下ろすと写真のような感じ。最近出来るホールの例にもれず、綺麗で音の良い会場だ。
前半はホルストの「金星」「木星」をメインとしたクラシック、後半はポップス。アンコンの時には吹いていて響き過ぎの感もあったけど、600席足らずの比較的小さなキャパなので、今日は満席に近い感じで響きも落ち着いており、いつものユースより4割増くらいに上手く聞こえる。「元祖」ディズニーメドレー、久しぶりに聴いた。初めて吹いたのは大学生の時だったっけ。

私が居た頃はその昔のコンクールバンドの名残の雰囲気もあったけど、今はすっかり普通の「市民バンド」になったな、って感じ。鎌田さん(常任指揮者)の指揮が懐かしい。今までいろいろな吹奏楽団で関わってきた指揮者の中でも、数少ない本物の音楽を持っている人だと思う(吹奏楽の指揮者って、「音楽」を持ってなくても「指導」さえ出来ればやれちゃうんだよね…)。

2005.01.16

「音の輪」の季節

otonowa0501雪が降るかもという予報だったが、雪には至らず、でも冷たい雨の降る土曜日。
今年も始まった「音の輪コンサート2005」。この楽団の、本日は17回めの結成式。

午後2時に会場のホールに集合、全体ミーティングの後、楽器毎に分かれてパート決め・楽譜配付&ミーティング。
いつもの知った顔の間に、今年初参加の新人が2人。2人とも20代男性で、ひとりは1982年生まれの22歳。Saxの女性陣(全員30代以上(^^;)が興奮しておりました(^^;;。

4時半に指揮者&練習指揮の伊藤透先生が登場。『パンチネロ』に始まり『エルサレム讃歌』まで、全部の曲目の、恒例大初見大会。8時近くまで、アルフレッド・リードの音と響きにどっぷりと浸かる。
『エルサレム讃歌』のソプラノSaxソロを吹くことになった。これはまだ吹いたことがない。
ソリストの渡辺先生(新日本フィル)も早速登場し、ヴィヴァルディのピッコロ協奏曲はソロ付きで初見合奏という贅沢。
コンチェルトのソリストが、8回もある練習の初回から参加というのは普通ありえない事態だけど、この渡辺先生、プロのオケマンでありながら(という言い方は語弊があるが)吹奏楽とリード先生が大好きで、過去3回のこの「音の輪」にも身分を隠して団員として参加されていたという奇特な方なのです。今日は午前中千葉の方で本業関係の仕事だったらしいのだが、終わってから直ぐにこちらに駆けつけ、初回から素晴らしいソロを披露してくださった。こういうことが起こるのもこの楽団ならでは。

私はたぶん今ここの楽団の最年長だけど、思い出せば16年前の第1回の時、私は27歳だったがやはり最年長だった。
その後現在までいくつもの吹奏楽団に参加したけれど、どこに行っても(20代から40代の今まで)ほぼ一貫して最年長かそれに近い世代にいる。
これはどういうことかというと、悪く言えば吹奏楽社会の高齢化が進んでいるということだが(^^;、楽器を吹くことを本当の意味での日常の楽しみとしている世代が形成されつつある、ということなのかもしれない。
その世代の先頭に、私たち(昭和30年代後半生まれ、いわゆる「東京オリンピック世代」)がいる。
ある意味、誇りに思えることだと思う。

2005.01.15

架空請求。

kakuusei9うちの同居人の実家に、いま流行りの?架空請求が来たそうだ。
面白いので、送ってもらった。
という訳で、晒します。
(クリックで拡大表示します)

ここを読んでいる方には、ひっかかるような人はいないとは思いますが、とりあえず、お気をつけください。

2005.01.14

バーバー(その2)

続きです。
バーバー(Barber)。床屋さんですね。日本人で「床屋さん」ていう名字の人ももしかしたらいるかもしれない。

一般的なバーバーという作曲家の知名度といったら、どうだろう。『弦楽のためのアダージョ』だけが圧倒的に有名な、典型的な一発屋と思われているのかな。
私だって、さほどバーバーの音楽を熟知している訳ではないけれど、この人の作品で、とても好きな曲が1曲ある。
木管五重奏のための『夏の音楽』、という曲。

"Summer Music"というタイトルから受ける、輝かしさとか爽やかとかいう一般的な連想とは、おそらくかなり異なる曲想で、メランコリックで悲しげに始まる。途中少し元気になるけれど、完全に解放される、ってこともなく、最後は線香花火がぽとりと落ちるようにあっさりと終わる。

30を過ぎた頃に初めてこの曲を聴いたとき、思い出したのは、私が大学1年生だった1980年の夏のことだった。
私は決して、いわゆる吹奏楽の盛んな中学や高校にいた訳ではないけれど、それでも世間一般の基準からすれば充分に「部活命」、な学校生活を送っていたと思う。吹奏楽コンクールには出ていなかったけれど(吹奏楽を始めた年に一度だけ出たけれど)、夏休み明けというのは中学でも高校でもやれ文化祭だ何だ、と大きな本番の機会があって、夏休みとはいいながら結構頻繁に学校には行って練習はしていた訳で。
夏休みというのは、楽器を吹くためにある、と思っていた。

大学生になって入った吹奏楽のサークルも、たまたまコンクールには出ていなかった。
そうするとどうなるかというと、中学や高校とは違い、8月あたまのサマーコンサートの後は新学期までまる1ヶ月以上(練習も学校も)休みとなってしまうのだ。
いや、正直、面食らった。いきなり放っぽり出されたかのように、何もすることのない、そもそも何もする必要もない1ヶ月だった(バイトをするとか、そういう気のきいた発想はまだなかった)。友達はみんな浪人していて、現役で入った身にはなんとなく疎遠に感じられたし、そもそも部活命だった人間って部活以外の人脈があまりないのね。
誰からも連絡も何もなく、たまに高校の後輩どもの練習にOB面して顔を出して、その時だけはなんか知らんやたらとはしゃいでたなあ。
しかも1980年の夏は涼しく、その後1993年の記録的な冷夏を経験するまでは記憶にある最も寒い夏だった。毎日レコード聴いたり本読んだりしながら、ぼーっと過ごしていたような気がする。

バーバーの『夏の音楽』のメランコリックな冒頭部を聴いて突然蘇ってきたのは、そんな虚ろで静かな、ぜんぜん夏らしくもないひと夏の記憶だった。
それはおそらく、私にとっての「子供の時代」が終わってしまい、かといって大人になる訳でもなく、その後に続くことになる長いモラトリアムの時代の、最初のひとコマだったのだろう、なんてことは今だからこそ言えることで、当時はただ退屈だったんだけどね。


お気に入りの演奏は、VoxBoxから出ている"Music for Winds"と題するCDに所収の、ドリアン五重奏団によるもの。

cd003

曲は他に、メシアンの『世の終わりのための四重奏曲』、『黒つぐみ』、プーランクの六重奏曲にフランセの五重奏曲、イベールの『3つの小品』、ボザのスケルツォに、アーヴィング・ファイン『パルティータ』。
2枚組で千数百円というバジェット盤ながら、ご覧の通り盛り沢山で興味深い曲目に、ニューヨークの無名ながら腕利きのミュージシャン達による演奏もなかなかいいです。

2005.01.13

バーバー

今年、最初に買ったCD。

サミュエル・バーバー管弦楽作品集
 「悪口学校」序曲
 ノックスヴィル、1915年夏(シルヴィア・マクネアーSop)
 管弦楽のためのエッセイ第1番、第2番
 弦楽のためのアダージョ
 メデアの瞑想と復讐の踊り
  ヨエル・レヴィ指揮アトランタ交響楽団(Telarc)

cd002

都響の今年(というか、来2005年度)予告されている主催公演の中に、ジェイムズ・デプリースト指揮によるバーバーの特集という回がある。
東京芸術劇場で開催される「作曲家の肖像」と題するシリーズの1回で、このシリーズはその名のとおり毎回一人の作曲家の作品のみによる個展である。有名な作曲家による名曲コンサートみたいなプログラムも多いのだが、時々こういう、珍しいというか、なかなか実演では聴く機会のない作曲家もとり上げられる。今回のバーバーはまさにそれで(普通バーバーの作品だけで一晩の演奏会なんて考えられないでしょ)、しかも都響の新常任指揮者デプリースト十八番の「お国もの」、ということで、告知を聞いた時から楽しみにしているところだ。
その演奏会で演奏される「ノックスヴィル…」と「エッセイ」の入ったCDを見つけて、予習がてら聴いてみようと思ったのであります。

1回ざっと聴いただけだけど、第一印象としてオーケストラが非常に巧い。音色が均質だし、よく揃っているのに窮屈な感じがせず伸びやかに鳴っている。アメリカのメジャーオケ恐るべし。吹奏楽育ちの人間に受けそうな演奏かも。そういえば曲自体も、なんか吹奏楽コンクールの会場に似合いそうな感じだ。
録音もいいです。Telarcというと録音の良さを売りにしているレーベルということになっているけど、実は結構そうでもないものも多い、というのが現実なのだが、これは看板に偽りなし、だと思う。
それにしても「ノックスヴィル、1915年夏」ですか。美しいタイトルですね。ソプラノ独唱を伴う、題名から受ける印象そのままのノスタルジックな佳曲だ。ありがちと言えばありがちなネーミングだけど。

2005.01.10

3連休3日め

休みを利用して、本家サイト関連の作業を沢山しました。

主な作業としては、3月以降の「コンサート記録」を一気にuploadしたのと、「なめら~か」公式ページに第4回演奏会の写真を掲載したこと。

この写真てのが結構大変で、演奏会当日のカメラマンをお願いした青山氏より戴いたCD-ROMの中の250枚以上の写真の中から、掲載すべき写真を厳選しなきゃならない。しかも500万画素以上の大きなサイズのものもあるため、開くだけでも結構時間がかかる。とりあえず全部見てみて、カテゴリーを分けて何点か選び(ここまでで数時間かかった)、同じようなアングルの写真が複数あれば見比べて一番写りの良いやつを残し、画像処理ソフト(ちなみに私はPaint Shop Proを使っている)にかけてサイズを落とし…
どういう形で公開するか迷ったけど、基本的に今までと同じやり方にした。各写真のサイズは(昨今のブロードバンド普及をかんがみ)去年までより少し大きめにしました。

日記がBlogになって更新が楽になったので(なにしろ、携帯でメールを打つ位の感覚で更新出来ちゃうんだから)、日記以外のコンテンツにも時間がかけられるようになったのが嬉しいところ。
今までは日記の更新だけで精力をほぼ使い果たしていたので。

2005.01.09

楽器浸けの1日

朝から晩まで、サックス吹きまくっていた。

昼は今年最初の「なめら~か」練習。みなとみらいへ急ぐ。
まずは急遽休みとなったソプラノ嬢の代わりに、ピエルネ『民謡風ロンド』の代吹き。
がしかし、行ってみたら楽譜がなくて(^^;、誰かの持っていたスコアのコピーを譜面台に並べて、めくったり落としたりしながら吹き進むことになった。まあ、スコア見ながら吹くのは、めくり辛いのを別にすれば、全体の構成やら自分のパートの位置づけが一目で分かるので、勉強にはなります。
しかし初見で吹くのはやはり大変。曲自体はよく知っているだけに、楽譜を見て頭の中で鳴る音と現実とのギャップが…。

他に、ミヨーのフランス組曲。
トルヴェール・クヮルテットのCD「カルメン・ラプソディ」に入っている、ピアノ付きの版。
トルヴェールの録音で実際に使われた手書きの楽譜で、書き込みとかもたくさん。当り前のようにフラジオがばんばん出てくる。ソプラノのパート譜にある書き込みは須川さんの直筆か…?上のソ#(ファの音からレガートで上がるので難易度高し)の音符の横に指使いが書き込んであって、ためしにその通りに吹いたらちゃんと出た。おぉ。
もうひとつ、高橋宏樹作曲『月森の詩』という曲を合わせる。
2003年の吹奏楽コンクールの課題曲の1曲を作曲された方で、今年(2005年度)の課題曲も書いているそうだ。たまたまうちの某団員とつながりがあって、旧作の吹奏楽曲をサクソフォン八重奏に書き直していただいたのだ。
どこか懐かしい匂いのする、たいへんかわいらしい組曲で、ほぼ初見で人も足りない状態で吹いている今でも非常に良い響きがしている。
10月の「なめら~か」演奏会で披露予定なので、皆様お楽しみに。

練習終了後の夜は、フロートの練習のため移動。
今日の夜はThat'sの演奏会で、ここの団長とも古い付き合いなので行きたかったのだが、なにしろ東関東大会本番までに事実上今日の1回しか練習ができないのでは致し方ない。
バリトンとめちゃん氏が年明けから昇進研修のため小平の管区警察学校に缶詰になっていて、週末しか外出できない状態なのだ。それでも、門限付きの規則正しい生活でかつ週末はちゃんと休めるので、いつもの勤務に比べたら身体の負担は全然少ないらしい。久しぶりに会った今日はたいへん良い顔色をしていた。

メンデルスゾーンの『プレリュードとフーガ』1曲をびっしりと合わせる。
フロートの練習は、内容はハイレベルで厳しいけれど、必要なことのみ凝縮されているので精神的にはとても解放される。
メトロノームもチューナーもほとんど使わない(今日は結局一度も使わなかった)。そんなものを使わなくったって、テンポがブレたり指が転んだりすれば即座に指摘が飛んできてすぐ修正されるし、アルトのTセンセの音程なんか、サックスはまるで鍵盤楽器かのごとくどの音もぴたりとゼロポイントに当たる。
こう書くとエラソーに聞こえるかもしれないけど、本当のことです。

夜9時過ぎ、解散。夜空が透明で星がきれいだ。
次に4人集まるのは、本番前日の前泊地となる。

2005.01.07

年明け最初

の仕事が終わりました。とりあえず明日からは(無事休日出勤もなく)三連休。
ここんところ寒いですね。皆様も風邪などひかぬようお気をつけください。

東京芸大のサクソフォン演奏会の案内を戴いたので(2月18日)、本家サイトのトップに掲示しました。掲示板の詳細記事に飛びます。
音大生の演奏会には以前はよく行ったけれど、最近はあまり面白いと感じられなくなってきてほとんど行かなくなっていたが、最近また工夫を凝らした企画や面白そうな曲目のものが増えてきたように思う。いい傾向だ。音大のコンサートというのは、中高生や一般大学生といった明日のアマチュア音楽文化を担う人達にとっての、最も手近な「お手本」だからね。
「手近なお手本」が誰でも手の届くところにあって充実しているということこそが、音楽的・あるいは文化的環境が整っている、ということに他ならない。文化ってのは一点豪華主義じゃ駄目なんだから。


たったいまメールが入って、どうやら明日は練習の代吹きで『民謡風ロンド』のソプラノを吹かなければならなくなったようだ(^^;
やべぇっ。

cd001
現在聴いているCD。
アルチュール・グリュミオー(Vn)の弾く、フォーレ(第1番、第2番)とフランクのソナタ。
定番中の定番で、あまりにも定番すぎて最近ほとんど聴いてなかったCDだけれど、いや、これ、改めて、定番だけのことはある演奏だとつくづく思った。表現に過不足が全くなく、ひとときも無意味に音が流れない。他の作業をしながら聴いていても、ちゃんと音楽を分からせてくれる。
フォーレで伴奏を弾くポール・クロスリーのピアノがまた素晴らしい。この人、ソロでドビュッシーやラヴェルを聴いたことがあって、CDも持っている(持っていた)けれど、それより余程上手いと思う。

2005.01.05

携帯から投稿テスト

今日は仕事初めでした。
年明け最初の職場は、足元が寒いです。

街で見かけた猫。
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2005.01.04

東京文化会館ニューイヤー・ガラ

tirasi501さて早速。
昨日1/3は、東京文化会館のニューイヤー・ガラコンサートに行ってきた。今年のコンサート通い第1号。

第1部:オーケストラ演奏
サティ/バレエ音楽「パラード」
ショスタコーヴィチ/ジャズ組曲第1番
第2部:バレエ
ストラヴィンスキー/春の祭典
ラヴェル/ボレロ
 井上道義指揮 東京都交響楽団
 東京バレエ団
 振付:モーリス・ベジャール

超満員、ひとつも空いている席がない盛況に、豪華きわまりない出し物。
35分の休憩時間には、舞台転換の様子もエンターテインメントとして見せてしまうというサービスぶり(反響板がステージ床下に収納される様子というのを初めて見た)。ロビーでは獅子舞や大道芸が披露され、お正月気分いっぱい。
バレエを大きな会場でちゃんと観るのは実は初めてなのだが、いや~この音楽でこういうふうに踊るのかぁ、と新鮮な驚き。東京バレエ団、評判に違わない素晴らしい舞台でした。特に女性ダンサー達の訓練の行き届いていること、この上なし。
新年の幕開けにふさわしい、豪勢でおめでたいひとときでした。

ボレロとショスタコのsaxには新井さん(T)、福本信太郎氏(S)が乗っていた。ショスタコでは「おお~っ、信太郎と矢部さん(矢部達哉=都響ソロコンサートマスター)がデュオやってるぅ~!」と、ミーハー気分で見入ってしまいました。

新規開店。

日頃Thunder's Webをご愛顧の皆様、あけましておめでとうございます。
という訳で、今日は私の誕生日です(笑)
記念して、という訳でもないのですが、懸案だった日記のblog化を試してみました。
デザイン等細かい部分は今後おいおい詰めていくつもりですが、とりあえず「音楽日記」と「コンサート記録」を簡便に集約した形で運用できればいいなと思っております。

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